2．農(nóng)業(yè)の持続可能な発展を促し、都市化を推し進(jìn)める

　國の食糧安全保障戦略を確実に貫徹?実施して、農(nóng)業(yè)の総合的生産能力の向上を引き続き支援し、穀物の基本的自給と食糧の絶対的安全を確保する。これを踏まえて、農(nóng)業(yè)の持続可能な発展につながる長期的かつ効果的な仕組みの構(gòu)築を支援する。①生態(tài)系にやさしい農(nóng)業(yè)の発展を後押しする。不耕起栽培を押し広め、深耕?整地の試行作業(yè)やワラを敷き藁とする農(nóng)地の整備を繰り広げる。家畜?家禽排せつ物の資源化利用をバックアップし、一定規(guī)模の飼育場でその試行作業(yè)をおこなう。畑作農(nóng)業(yè)技術(shù)を普及させる。②農(nóng)業(yè)の「海外へ出て行く」ことを支援し、外國の資源を積極的に活用する。③耕地の復(fù)元と保護(hù)をサポートする。一部の省（自治區(qū)?直轄市）を選んで新たな耕地の森林への復(fù)元の試行作業(yè)を繰り広げ、河北省の一部にある地下水の過剰採取による漏斗型地區(qū)において、耕地の整備、農(nóng)業(yè)の節(jié)水措置の応用についての試行作業(yè)を進(jìn)めるとともに、重金屬で汚染された耕地の復(fù)元の試行作業(yè)もスタートさせる。④食糧?綿花の買付?備蓄補(bǔ)助制度の改革を推し進(jìn)める。最低買付価格の引き上げ幅を適切に抑え、臨時(shí)買付?備蓄価格を合理的に定め、市場メカニズムの役割がより発揮されるようにする。2014年度から、一部の地區(qū)において大豆と綿花の臨時(shí)買付?備蓄政策をやめ、目標(biāo)価格補(bǔ)助制度の試行作業(yè)をおこなう。そのほか、財(cái)政資金の投入を増やして、重要?。ㄗ灾螀^(qū)?直轄市）において「老朽倉庫」の早期改修を支援する。

　都市化を積極的に推し進(jìn)める。財(cái)政資金の誘い水としての役割を発揮させる一方で、PPP方式の応用を押し広め、都市化整備資金の多元的かつ持続可能な保障メカニズムの確立を支援する。財(cái)政の移転支出が農(nóng)業(yè)からの非農(nóng)業(yè)部門への転業(yè)人口の市民化と結(jié)びつくよう仕組みの構(gòu)築に取り組み、新しいタイプの都市化のモデル事業(yè)の促進(jìn)を支援する。

3．醫(yī)薬?醫(yī)療衛(wèi)生體制と社會保障制度を整備する

　①醫(yī)薬?醫(yī)療衛(wèi)生體制の改革を推進(jìn)する。第12次5ヵ年計(jì)畫期の醫(yī)薬?醫(yī)療衛(wèi)生體制改革深化構(gòu)想に定められた年次活動(dòng)の要請に基づいて、次のいくつかの面での取り組みをおこなう。新型農(nóng)村合作醫(yī)療と都市部住民基本醫(yī)療保険の財(cái)政補(bǔ)助基準(zhǔn)を一人當(dāng)たり年額280元から320元に引き上げるとともに、それに応じて個(gè)人の保険料支払分を70元から90元に引き上げる。都市?農(nóng)村住民重大疾患保険の普及推進(jìn)への取り組みを加速させ、大衆(zhòng)の重大疾患にかかる醫(yī)薬費(fèi)の負(fù)擔(dān)をいっそう軽減する。都市?農(nóng)村の醫(yī)療救済への投入を増やして、救済対象枠を拡大し、重癥精神病患者への救済を支援する。公衆(zhòng)衛(wèi)生への資金投入を増やし、基本的公衆(zhòng)衛(wèi)生サービスと重要な公衆(zhòng)衛(wèi)生サービスプロジェクトを継続して実施し、基本的公衆(zhòng)衛(wèi)生サービス経費(fèi)の基準(zhǔn)額を年間一人當(dāng)たり35元に引き上げる。引き続き県レベルの公立病院総合改革の試行作業(yè)を推し進(jìn)めるとともに、末端部醫(yī)療衛(wèi)生機(jī)関補(bǔ)助政策の見直しを検討し、末端部醫(yī)療衛(wèi)生機(jī)関とそこで働く人員がサービスの範(fàn)囲拡大、サービスの質(zhì)の向上に取り組む意欲を引き出す、といったことに取り組む。②養(yǎng)老保険制度を完全なものにする。一本化した都市?農(nóng)村住民基本養(yǎng)老保険制度を確立し、都市?農(nóng)村養(yǎng)老保険制度の統(tǒng)合を目指す方法を打ち出す。社會の統(tǒng)一的調(diào)達(dá)と個(gè)人口座を結(jié)びつけた基本養(yǎng)老保険制度を堅(jiān)持し、個(gè)人口座制度を充実させるとともに、多く納めれば多く給付されるというインセンティブメカニズムを健全化し、収支均衡の原則を守り続け、制度上の抜け穴を塞ぐ。企業(yè)定年退職者基本養(yǎng)老金の給付水準(zhǔn)を10％引き上げる。それと同時(shí)に、政府機(jī)関?事業(yè)體の養(yǎng)老保険制度改革を積極的に推進(jìn)する。③低所得層補(bǔ)助政策の健全化をはかる。社會救済?保障の基準(zhǔn)を物価上昇にスライドさせる仕組みを充実させ、中央財(cái)政の補(bǔ)助を受ける地區(qū)において都市?農(nóng)村の最低生活保障適用対象者の補(bǔ)助金の基準(zhǔn)を月額一人當(dāng)たりそれぞれ15元、12元引き上げるための補(bǔ)助資金を計(jì)上するほか、臨時(shí)救済制度を全面的に実施し、優(yōu)遇扶助対象者などに向けた扶助手當(dāng)と生活補(bǔ)助の基準(zhǔn)額をさらに引き上げる。④より積極的な雇用促進(jìn)政策を引き続きおこない、政策の実行度を高め、大卒者の就業(yè)?起業(yè)や農(nóng)村労働力の非農(nóng)業(yè)部門への転業(yè)を重點(diǎn)的にサポートする。