中國科學(xué)院現(xiàn)代化研究センターや中國現(xiàn)代化戦略研究課題グループが24日に北京で発表した「中國現(xiàn)代化報告2013」によると、北京、香港、澳門(マカオ)、臺灣は2010年、第二次現(xiàn)代化に突入し、上海や天津、浙江省、広東省などは第一次現(xiàn)代化から第二次現(xiàn)代化へ移行する段階、その他の地域は第一次現(xiàn)代化の段階となっている。 中國新聞社が報じた。
第二次現(xiàn)代化指數(shù)に基づくと、同年、北京、香港、澳門、臺灣、上海は「発展地域」、天津、江蘇省、浙江省、広東省、遼寧省、陝西省、山東省は「中等発展地域」、その他の22省?區(qū)?市は、「初等発展地域」に分類される。また同年、中國大陸部において最も発達した地域の現(xiàn)代化水準(zhǔn)はすでに先進國に近づいており、一部の指標(biāo)は先進國の水準(zhǔn)に達している。例えば、北京や上海のいくつかの指標(biāo)は、イタリアやスペインの水準(zhǔn)に達するか、もしくは近づいている。華東?華北地域の現(xiàn)代化水準(zhǔn)は、世界の平均水準(zhǔn)を超え、中國大陸部において現(xiàn)代化水準(zhǔn)が最も高い地域になっているが、住民1人當(dāng)たりの國內(nèi)総生産(GDP)はいずれも世界の平均水準(zhǔn)を下回っている。
同報告は、世界131カ國の2010年の時點での現(xiàn)代化水準(zhǔn)を評価しており、米國など30カ國が第二次現(xiàn)代化、中國など95カ國が第一次現(xiàn)代化の段階に屬しているほか、中央アフリカなど6カ國は、伝統(tǒng)的な農(nóng)業(yè)社會に屬し、原住民族の生活は未だに原始社會に屬している。また、米國など22カ國が先進國、ギリシャなど26カ國が中等先進國、中國など38カ國が初等先進國、インドなど45カ國が後進國に位置付けられている。
「第二次現(xiàn)代化」理論は、中國現(xiàn)代化戦略研究課題グループのグループ長を務(wù)めている、中國科學(xué)院現(xiàn)代化研究センターの何伝啓?センター長が世界で初めて提起したもの。同理論によると、18-21世紀(jì)の世界の現(xiàn)代化は、「第一次」と「第二次」の2段階に分けることができる。第一次現(xiàn)代化は、農(nóng)業(yè)経済から工業(yè)経済、農(nóng)業(yè)社會から工業(yè)社會への転換、第二次現(xiàn)代化は、工業(yè)経済から知識経済、工業(yè)社會から知識社會への転換を意味する。學(xué)界において、第一次現(xiàn)代化は通常、「古典的現(xiàn)代化」、第二次現(xiàn)代化は「新型現(xiàn)代化」と呼ばれ、後者を「後期現(xiàn)代化」、「現(xiàn)代化の継続」、「再現(xiàn)代化」などと呼ぶ學(xué)者もいる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月25日
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