中國青少年研究センターは27日、中國、米國、日本、韓國の高校生の科學(xué)に対する興味と素養(yǎng)に関する比較研究の結(jié)果、および中國の小中學(xué)生の科學(xué)に対する興味、科學(xué)學(xué)習(xí)?活動への參與、科學(xué)的素養(yǎng)の狀況を発表した。人民日報が伝えた。

報告書によると、科學(xué)に興味があると回答した中國の高校生の割合は、米國を18.8ポイント、日本を17.3ポイント、韓國19.4ポイント上回った?？茖W(xué)學(xué)習(xí)は重要と回答した中國の高校生は、同3カ國を3.7?7.8?12.6ポイント上回った。中國の高校生は他の3カ國よりも科學(xué)を好み、科學(xué)學(xué)習(xí)の重要性を認(rèn)識しており、科學(xué)的探求の意欲と自主學(xué)習(xí)の動機(jī)を持っているという結(jié)果になった。

しかし、中國の高校生の科學(xué)技術(shù)業(yè)界に就職する意欲は強くない。つまり、中國の高校生は科學(xué)者になりたいと思わなくなったということだ。データによると、中國の高校生のうち、理系もしくは醫(yī)學(xué)を?qū)煿イ筏郡い然卮黏筏勘嚷胜?0.8％で、米國を8.9ポイント、日本を8.3ポイント、韓國を13.8ポイント下回った。中國の高校生のうち、將來的に科學(xué)関連の仕事をしたいと回答した比率は32.3％で、米國を17ポイント、韓國を12.3ポイント下回り、日本を4.4ポイント上回るにとどまった。

中國科學(xué)院院士の劉嘉麒氏は、「數(shù)年前と比べ、社會の科學(xué)の雰囲気が薄れている。社會では科學(xué)は役に立たないという観點が出されており、一部の優(yōu)秀な學(xué)生は科學(xué)研究の職業(yè)を避けているが、これは殘念なことだ」と懸念した。

中國の高校生のうち、実際に自ら科學(xué)研究をした経験を持つ比率は3カ國を下回り、韓國との差が最大の18.7ポイントに達(dá)した。中國人學(xué)生のうち、実際に自ら実験をした経験を持つ比率は米國を3.6ポイント、韓國を7.4ポイント下回った。中國の高校生のうち、教員が実験をするのを見た経験を持つ比率は米國を16.7ポイント、韓國を12.7ポイント上回った。

専門家は、「これは中國の大學(xué)に科學(xué)系の専攻が開設(shè)された時期が遅いためで、小學(xué)校の科學(xué)教員の多くは専門的な知識を持たず、教育を受けたことがないため、科學(xué)教育を行う自信と能力が不足している。それから、科學(xué)教育も受験勉強の支配を受けている?？茖W(xué)は中心的な科目ではないため、一部の學(xué)校では重視されておらず、脇役にされている」と指摘した。

今回の調(diào)査によると、4カ國のいずれにも、女子生徒の科學(xué)に対する興味が不足しているという現(xiàn)象が存在し、科學(xué)が面白いと感じる女子の比率は男子を4.4ポイント下回り、科學(xué)に興味を感じる女子の比率は男子を6.1ポイント下回った?？茖W(xué)を探求したい、自主的な學(xué)習(xí)の動機(jī)を持っていると回答した女子の比率は、男子をそれぞれ2.3ポイント?8.1ポイント下回った。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月28日