臺灣のレジャー農(nóng)業(yè)と農(nóng)村観光で有名な観光名所「苗栗飛牛牧場」(資料図) |
臺灣地區(qū)は、中國大陸部の観光客にとって、最も人気のある夏休み旅行先のひとつだ。だが、臺灣を訪れる中國大陸部観光客の1日あたり入境者上限數(shù)を5千人と臺灣當(dāng)局が定めていることから、現(xiàn)在、かなり深刻な「渋滯(待機狀態(tài))」が発生している。臺灣の旅行業(yè)者は、「今のところ、臺灣訪問を『待っている』大陸部観光客は16萬人に上る」と予想している。新華網(wǎng)が報じた。
臺灣の旅行業(yè)者によると、夏休み旅行のピーク期は、大陸部観光客が臺灣訪問を申請した後、臺灣當(dāng)局から「入臺証(臺灣地區(qū)出入境許可証)」を手に入れるまでに、平均1カ月ほどかかっているという。臺灣旅行商業(yè)同業(yè)組合連合會の許高慶?事務(wù)局長は、「臺灣関連部門は、現(xiàn)時點でこの渋滯を緩和する策を講じていない。今後8月末までは、『申請が増えるほど待機期間が長くなる』可能性がさらに高くなると見られる」とコメントした。
今年の「五一(メーデー)」連休中にも、多くの大陸部ツアー客が「入臺証」をなかなか手に入れられず、やむを得ず韓國や東南アジア諸國に旅行先を変更するという事態(tài)が発生した。また、入臺証の発行が間に合わず、せっかくの臺灣旅行がボツになった個人客も少なくなかった。
臺灣観光局の張錫聡副局長は、この問題に対し、「大陸部観光客の臺灣旅行『待機』問題をいかに解決するかについては、すでに検討が進められており、関連部門と解決策をめぐり協(xié)議を進めていく」と話した。
臺灣関連部門はすでに、今年9月と12月、臺灣を訪れる中國大陸部観光客の1日あたり入境上限數(shù)を、現(xiàn)行の5千人から8千人に引き上げる決定を下したという。
しかし、ある臺灣の業(yè)者は、「上限數(shù)を無制限にしてしまうと、ツアー商品の品質(zhì)に悪影響が及ぶ危険性がある」と指摘する。また、某メディアは、「入境者數(shù)の規(guī)制とツアー商品の品質(zhì)との間のバランスをいかに上手く取るかについては、參考と成り得る公式など存在せず、過去の経験に頼るしかない。さまざまな調(diào)整を試みた後、このバランスが最も取れるような政策を制定することで、すべての人に恩恵がもたらされることが望ましい」としている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月17日
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