攜帯電話の機(jī)內(nèi)使用にゴーサイン、中國も機(jī)內(nèi)モードを許可へ

人民網(wǎng)日本語版　2014年09月29日11:24

歐州航空安全機(jī)関（EASA）はこのほど、航空便の飛行中（離著陸時(shí)を含む）に攜帯電話を使用しても安全であると発表した。この発表を受け、飛行中の全過程における攜帯電話の使用が可能となった。しかし航空各社は同規(guī)定について、各自安全分析を行わなければならない。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

EASAは、「攜帯電話のような電子機(jī)器は、民間航空機(jī)の飛行中に電源をオンにできるが、航空各社はこれを各自分析し、システムが電子機(jī)器の電波の影響を受けないことを確認(rèn)してから、自社の規(guī)則を制定する必要がある」と表明した。これは、一部の航空會(huì)社では、新規(guī)定の施行が遅れる可能性があることを意味する。

これまでEASAは、乗客は飛行中に攜帯電話を機(jī)內(nèi)モードに設(shè)定しなければならないと規(guī)定していた。

EASAは、「攜帯型の電子機(jī)器の使用に関する問題を巡り、航空各社は異なる規(guī)定を設(shè)ける可能性がある。しかし新規(guī)定は、歐州の乗客が航空機(jī)內(nèi)で攜帯電話を使い通話し、Wi-Fiを通じてネット接続をするための最後の制度の壁を取り払った。殘されたのは、技術(shù)的な問題だ」と指摘した。しかし一部のアナリストは、新規(guī)定の施行については、まだ今後の経過を見守る必要があるとした。

◆中國も準(zhǔn)備に著手

航空公衆(zhòng)通信協(xié)會(huì)連盟の専門家委員の周宏氏は記者に対して、「各國がすでに攜帯電話の機(jī)內(nèi)モードによる機(jī)內(nèi)利用を認(rèn)めていることから、中國民用航空局は3000メートル以上の高空での機(jī)內(nèi)モード許可の可能性を模索している?，F(xiàn)在すでに技術(shù)検証が始まっており、2016年に結(jié)果が出る見通しで、認(rèn)められる可能性が高い」と語った。

中國國際航空、東方航空、南方航空が機(jī)內(nèi)Wi-Fiサービスの試験を行っており、機(jī)內(nèi)での通話機(jī)能の利用についても研究を進(jìn)めている。中國工業(yè)?情報(bào)化部（省）泰爾実験室室長の何桂立氏は記者に対して、「國內(nèi)の大手航空會(huì)社、通信事業(yè)者、研究機(jī)関は、機(jī)內(nèi)公衆(zhòng)移動(dòng)通信連盟の設(shè)立準(zhǔn)備に取り組んでおり、重點(diǎn)的に機(jī)內(nèi)の通話機(jī)能利用の問題を研究?解決する予定だ」と述べた。

◆通話の実現(xiàn)、技術(shù)的な問題も

何氏は、「機(jī)內(nèi)での通話に関しては、攜帯電話の電波と航空機(jī)の電子ナビゲーションシステムの両立性の問題がある。現(xiàn)在すでに2つの実行可能な案が練られており、技術(shù)的にも成熟している。1つ目は機(jī)外アンテナの設(shè)置で、衛(wèi)星と地上の基地局を通じて連絡(luò)を取る。2つ目は航路上の基地局の建設(shè)で、空に電波を発信し、機(jī)內(nèi)での通信を?qū)g現(xiàn)する」と説明した。（編集YF）