ソニー攜帯事業(yè)の不振響くが中國(guó)市場(chǎng)撤退はなし (2)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2014年11月04日08:21

ソニーモバイルは中國(guó)市場(chǎng)向けの特定の機(jī)種を開発することをやめ、あらゆる通信方式に対応した機(jī)種を提供することを検討中だ。

ソニー中國(guó)法人の責(zé)任者は、「現(xiàn)在、中國(guó)と米國(guó)と日本がソニーの世界3大市場(chǎng)であり、デザイン、研究開発、市場(chǎng)、販売からサービスまで、ソニーは業(yè)務(wù)の各段階で中國(guó)市場(chǎng)における運(yùn)営のレベル強(qiáng)化をはかっており、重要な成長(zhǎng)源であり利益を上げてくれる市場(chǎng)である中國(guó)市場(chǎng)の戦略的地位を確保し、増強(qiáng)したい考えだ」と話す。

業(yè)界関係者によると、現(xiàn)在、大陸部は世界最大の攜帯電話消費(fèi)市場(chǎng)であり、ソニーモバイルはこれまでずっと高級(jí)機(jī)市場(chǎng)をターゲットとし、端末価格を3千～4千元（約5萬(wàn)5千円～約7萬(wàn)3千円）と設(shè)定し、中國(guó)國(guó)産ブランドを競(jìng)爭(zhēng)相手とはみなしてこなかったが、高級(jí)機(jī)市場(chǎng)にはアップルとサムスンがおり、中価格機(jī)市場(chǎng)には中國(guó)國(guó)産ブランドがあり、まさに「高級(jí)機(jī)市場(chǎng)には食い込めず、低価格機(jī)市場(chǎng)に飛び込むこともできない」という製品の位置づけが、ソニーを市場(chǎng)で「どっちつかず」の存在にしており、ソニーモバイルは市場(chǎng)からの圧力にさらされるようになった。

▽業(yè)界の分析：攜帯戦略が失敗

メディアが伝えたところによると、ソニーモバイルの鈴木國(guó)正社長(zhǎng)が退任し、後任には十時(shí)裕樹氏が就任するという。またソニーはスマートフォンの販売予測(cè)を4300萬(wàn)臺(tái)から4100萬(wàn)臺(tái)に下方修正。これは今年2回目の下方修正で、當(dāng)初の予測(cè)は5千萬(wàn)臺(tái)だった。

12年初め、ソニーは10億5千萬(wàn)ドル（約1183億円）でエリクソン社の保有する50％の株式を買収して完全子會(huì)社とし、ソニー?エリクソンブランドは市場(chǎng)から撤退することになった。ソニーはモバイル事業(yè)に力を入れ、さまざまなスマートフォンの機(jī)種をうち出した。だが公表された今年度第2四半期の決算をみると、ソニーの「エクスペリア戦略」は所期の成果を上げていない。