「日本の右翼勢(shì)力は、南京大虐殺を真っ向から否定し、南京大虐殺という史実を、國(guó)民の記憶から抹殺しようとしている」と警告する笠原十九司氏

日本政府はどうして、南京大虐殺を否定することに躍起になっているのだろうか。笠原氏は、この點(diǎn)について、「南京大虐殺は、日本による中國(guó)侵略戦爭(zhēng)の事実と危害を及ぼしたことについての動(dòng)かぬ証拠である。平和憲法を改正するという目的を達(dá)成するために、南京大虐殺を否定し、さらには侵略戦爭(zhēng)を否定する。これが、安倍首相をはじめとする歴史修正主義者らの企みだ」と指摘した。

また、笠原氏は、「現(xiàn)在の日本の民主主義は、危機(jī)に陥っている。同じように、日本の侵略戦爭(zhēng)に対する國(guó)民の認(rèn)識(shí)も、危機(jī)に陥っている。南京大虐殺や慰安婦などの歴史的問題において、日本は國(guó)際社會(huì)から、広く激しい非難を受けた。これは、ひとつの國(guó)家にとって、正常な現(xiàn)象とはいえず、戦爭(zhēng)中の國(guó)際社會(huì)での日本の振る舞いを想起させる。このような傾向は、日本にとって大きな危機(jī)的狀況といえよう」との見方を示した。

そのような危機(jī)的狀況のもと、目覚めた多くの日本人が聲を上げ始めたことは、大変喜ばしい。笠原氏は、「『南京への道?史実を守る會(huì)』に參加している多くの日本の若者は、右翼勢(shì)力が南京大虐殺という史実を否定していることを積極的に批判し、南京大虐殺を否定する『妄言』を放つ一部メディアの無責(zé)任な態(tài)度を抗議している。このような動(dòng)きが持つ監(jiān)督?矯正作用はかなり大きい」と話した。

中國(guó)政府は今年12月13日、南京大虐殺の犠牲者30萬(wàn)人を含む、中國(guó)侵略日本軍に殺害されたあらゆる中國(guó)人同胞を弔うための「國(guó)葬」を初めて執(zhí)り行う計(jì)畫だ。笠原氏は、「この行事は、國(guó)家としての歴史的責(zé)任を擔(dān)う中國(guó)政府の姿勢(shì)を表現(xiàn)するものであり、非常に大きな歴史的?現(xiàn)実的意義を有している。同時(shí)に、日本が史実を再認(rèn)識(shí)するための、新たなきっかけともなるだろう」とコメントした。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年11月25日