▽今後の動(dòng)向：変動(dòng)幅が拡大

今後の人民元相場(chǎng)の動(dòng)向はどうなるのだろう？専門家は「人民元が下落し続けることはない。中國(guó)経済のファンダメンタルズは良好だからだ。短期的な変動(dòng)はあるかもしれないが、一方的に下落あるいは上昇が持続することはない」と指摘する。

孫副院長(zhǎng)は「利下げが行われ、今後も引き続き経済が良い方向へ向かえば、人民元が大きく下落することはなく、むしろ安定的に上昇するだろう。年末の対外貿(mào)易狀況は比較的楽観できるため、このすう勢(shì)は年末から來年年初まで続く」としたほか、「大きな流れで判斷すると、人民元相場(chǎng)は安定を続ける。米ドルが大きく上昇すれば、來年人民元は下落するだろう?，F(xiàn)在、中國(guó)人民銀行の市場(chǎng)介入は徐々に減っている。その結(jié)果、人民元は今後、基本的には安定を保ちつつ、大きく変動(dòng)するようになるだろう。一方的な上昇や低下は無いが、1日あたり、あるいは短期間內(nèi)の上下の振れ幅が拡大する。ただし、1カ月の長(zhǎng)いスパンで見れば、比較的安定を保つ」と指摘した。

経済學(xué)者の宋宇氏は「人民元相場(chǎng)の動(dòng)向は、経済発展と対外投資の両方の面を総合的に考慮する必要がある。決定権を市場(chǎng)に戻すべきだ」との見方を示す。

國(guó)際金融問題の専門家?趙慶明氏は「理論上、その他の條件が変わらなければ、利下げは通常その國(guó)の通貨の相場(chǎng)にとってマイナスに働く。しかし実際は、相場(chǎng)に影響する要素は非常に多い。例えば、中國(guó)人民銀行の今回の利下げの目的は融資コストの引き下げと経済の促進(jìn)だが、経済の促進(jìn)は相場(chǎng)にプラスに働く」としている。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月5日