▽フィリピンの申し立てた仲裁に関して、仲裁裁判所には明らかに管轄権がない。各國には紛爭解決の方法を自ら選択する権利があり、フィリピンの申し立てた仲裁を中國が受け入れず、參加しないことには十分な國際法上の根拠がある。
▽南中國海問題は複數(shù)の國々に関係し、最終的な解決には各國の辛抱強(qiáng)さと政治的知恵が必要だ。関係各國は歴史的事実と國際法の尊重を基礎(chǔ)に、協(xié)議や交渉を通じて南中國海問題を適切に処理すべきだ。問題が完全に解決されるまで、各國は対話を繰り広げ、協(xié)力を図り、南中國海の平和と安定を維持し、信頼を強(qiáng)化し、疑念を解消し続けて、問題の最終的な解決に向けた環(huán)境を整えるべきだ。
▽フィリピンの一方的な仲裁申し立てというやり方によって、南中國海諸島及びその周辺海域に対して中國が主権を有するという歴史と事実が変わることはなく、主権と海洋権益を守るとの中國の決意と意志が揺らぐことはなく、直接交渉を通じた係爭解決、および地域の國々による南中國海の平和?安定の共同維持という中國の政策および立場が影響を受けることはない。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月8日
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