百年の歴史のある中國(guó)國(guó)家博物館は8日午前10時(shí)、初めてでんでん太鼓を収蔵品として受け入れた。でんでん太鼓は半月前に李克強(qiáng)総理が浙江省視察時(shí)に贈(zèng)られたものだ。

　11月20日に義烏國(guó)際商貿(mào)城で、50數(shù)年前に義烏の人が様々な困難を克服して起業(yè)した際に鳴らしていたでんでん太鼓が李総理に贈(zèng)られた。李総理にでんでん太鼓を手渡した何海美さんは人民網(wǎng)の記者に「総理にでんでん太鼓を贈(zèng)ったのは、最初は少し鳴らして欲しいと思っただけでした。義烏ではこの動(dòng)作には商売繁盛の意味があります」と語(yǔ)った。

　だが何さんが思いも寄らなかったことに、李総理はでんでん太鼓を受け取って鳴らしただけでなく「このでんでん太鼓を國(guó)家博物館に寄贈(zèng)すべきだ」と発言?！杆饯狭x烏の人々が起業(yè)初期に砂糖を鶏の羽と交換し、でんでん太鼓を鳴らして歩いた歴史を知っている。義烏の日用品は中國(guó)の名刺であり、この贈(zèng)り物は大変貴重で、義烏精神が濃縮されている」と説明した。

■でんでん太鼓は義烏の人々が改革開(kāi)放初期に様々な困難を克服して起業(yè)したことの目撃者であり、國(guó)家博物館の改革開(kāi)放の歴史に関する?yún)i品、研究、展示をさらに豊かなものとする

　約120萬(wàn)點(diǎn)もの収蔵品がある國(guó)家博物館において、このぼろぼろのでんでん太鼓は余りにも注意を引かない存在だ。羊の皮でできた太鼓の皮はすでに黃ばみ、鉄釘はすでにさび、太鼓本體と玉を結(jié)ぶ赤い紐はほつれかかっている。

　だが物資の欠乏していた1960、70年代、義烏から來(lái)た行商人はこのでんでん太鼓を鳴らして歩き、砂糖などを鶏の羽など家庭の廃品と交換して薄利を得ていたのだ。

　だが1978年に義烏から來(lái)た農(nóng)村の娘、何さんがでんでん太鼓を鳴らした時(shí)には「資本主義の尻尾」や「投機(jī)売買(mǎi)」などの罪を著せられた。