臺北剝皮寮舊市街で、「真心を抱いて-臺灣人元慰安婦による『いのちの物語』特別展」がこのほど開幕した。同展は、「世界人権デー」の今月10日まで開かれている。臺灣人元慰安婦の苦難に満ちた人生経歴が、寫真や文章、ビデオによって紹介された。
同展は、臺灣婦女救援基金會の主催による。運(yùn)営長を務(wù)める康淑華氏は、次の通り語った。
第二次世界大戦中、日本政府は、日本人兵士に「性的サービス」を提供させる目的で、中國大陸部、臺灣、韓國、フィリピンなど多くの國?地域から、誘拐あるいは強(qiáng)制という手段によって數(shù)十萬の女性を戦地に送り込んだ。このうち被害に遭った臺灣人女性は2千人を上回った。臺灣當(dāng)局は1992年、慰安婦問題に対処するための特別機(jī)関を立ち上げ、臺灣人元慰安婦に生活支援手當(dāng)を支給すると同時(shí)に、外國政府を相手取った損害賠償請求を支援した。今までに、日本政府に訴えを起こした計(jì)9人の元慰安婦を支援したが、殘念なことに、結(jié)果はすべて敗訴に終わった。當(dāng)時(shí)、元慰安婦と認(rèn)定されていた48人のうち、今も健在なのは5人だけになり、平均年齢は90歳を超えた。我々は、歴史を風(fēng)化させないためにドキュメンタリー映畫を制作し、また、他の國?地域と協(xié)力して、日本政府が歴史の真相を認(rèn)め、過去の過ちについて謝罪するように計(jì)らっていきたい。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月8日
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386