ある酪農家は、生乳価格の下落の原因は輸入牛乳の圧力を受けたものだと指摘する。さらに一部の企業(yè)が高級牛乳の生産を拡大し、中低級牛乳の生産を減らしたことも、國內の原乳に対する需要の減少につながったものと見られる。
國內の消費水準にはまだ限りがあるが、企業(yè)は高級製品を作りたがっている。1箱60元以上する牛乳には庶民は手が伸ばせず、牛乳以外の製品を買うようになっている。そうなれば企業(yè)の製品の販売量は減り、生乳の需要はさらに減る。
▽企業(yè):原乳価格は依然として下落傾向
原乳価格が下落を続け、商品の販売が思わしくない狀況の下、企業(yè)の一部は価格を下げて買い取り、一部は買い取りの拒否や制限に踏み切っている。その他の方法で困難を乗り越えて酪農家との契約を引き続き履行している企業(yè)はごくわずかにすぎない。だがどんな方式が取られているにせよ、酪農家の生乳破棄の背後では、國內の乳牛飼育業(yè)に大きな課題が突き付けられているのは間違いない。
酪農家によると、光明乳業(yè)とネスレは、今回の原乳価格の下落という狀況下でも、価格の押し下げや買い取り拒否でコストを引き下げようとはしなかった。光明乳業(yè)と酪農家との協力モデルは酪農家の評価を受けている。
酪農家の中には、企業(yè)が高級牛乳の生産に重點を置いたために、低級牛乳の生産が放棄されたのではないかとの疑いを持つ人も多い。だが、企業(yè)としては通常の戦略調整をしているだけで価格の高低によって選択をしているわけではないという光明乳業(yè)の立場は、多くの企業(yè)にも當てはまるものだ。
今回の原乳価格の下落と酪農家の生乳廃棄?乳牛殺処分で得をしたのは海外の粉ミルク製品で、今後のさらなる価格上昇に伏線が敷かれたとの意見もある。
飛鶴乳業(yè)の魏靜?総裁補佐は次のように分析する?!脯F在の狀況から見ると、中國での新生児の數は増え続けている。粉ミルクは必要な栄養(yǎng)源であり、牛乳源に対する需要も高まっていくものと見られる。もしも中國の原乳に限りがあれば、海外の牛乳に主導権を取られ、価格の決定権も他國の牛乳源によって握られていくことになる」
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