ノルウェーメディアの報道によると、同國アグデル大學で風力発電プロジェクトに従事する博士課程の中國人大學院生と歐州國籍の指導教授が、研究成果と専門技術(shù)が他國によってミサイル製造など軍事目的に利用される可能性があるとの理由で、1月23日までに國外退去するようノルウェー警察當局から求められた。大學側(cè)はノルウェー警察當局の決定を非常に理不盡なものだとして、両研究者のために弁護士を用意。同弁護士は「これは秘密決定であり、歐州人権裁判所の決議に違反する。ノルウェー政府には釈明責任がある」と表明した。環(huán)球時報が伝えた。

　在ノルウェー中國大使館の馬強?政務(wù)參事官は3日午前、ノルウェー外務(wù)省で申し入れを行った後、新華社の取材に「ノルウェーの関係當局のやり方は全く筋が通らず、根拠もないものだ。このような行為は當事者である中國人研究者の合法的権利を侵害し、ノルウェーの學術(shù)的名聲とイメージを損なうものであり、両國関係にプラスのエネルギーを蓄積するうえでマイナスだ」と述べた。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月4日