昨年、かつてない厳しい局面に直面していた中日関係は、改善への重要な一歩を踏み出し、非凡な過程を経験しました。それと同時(shí)に、民間交流とりわけ中國(guó)人の訪日観光客數(shù)の規(guī)模は年々拡大も見せており、こうした民間交流が両國(guó)の政府交流および経済交流を改善する新たな力となりつつある。2015年の春節(jié)（舊正月、今年は2月19日）を迎えるに當(dāng)たり、人民網(wǎng)は中日交流に盡力する日本の政経界の有識(shí)者を獨(dú)占取材した。世論が顕在的あるいは潛在的に両國(guó)の対立を伝える中、中日友好を掲げそれを堅(jiān)持する有識(shí)者らの理性的な聲に耳を傾けてみたい。

二階俊博 自民黨の古參政治家

運(yùn)輸大臣、経済産業(yè)大臣などを歴任、現(xiàn)自民黨総務(wù)會(huì)長(zhǎng)。日本の政界における二階氏の影響力は非常に大きく、対中関係重視の人物としても知られる。今年に入ってからは、5月に日本各界の人々數(shù)千人を引き連れ訪中することを目指して奔走する。その目的について二階氏は、「中日両國(guó)は一衣帯水の隣國(guó)であり、切っても切れない関係にある。我々はそれを強(qiáng)く信じて疑わない」と語っている。

◆記者：今後の中日関係にどのような期待をお持ちですか。

二階氏：日本と中國(guó)の関係は古い歴史を持っているわけですし、私どもも日中友好ということには、友好の花が咲くように意識(shí)的に努力をしてきました。しかし、今日の日中関係はスピードとボリュームにおいて、必ずしも我々が予測(cè)したほどの大きな観光交流が実現(xiàn)できていないのではないか、という失望感が漂っています。ですから、今中國(guó)から日本にお越しになる人の數(shù)は多いですけど、日本から中國(guó)に行く人の數(shù)は減っているでしょう？日本も中國(guó)も共に何か考えてみる必要があるのでないか、そのように思っています。