オランダ國立博物館がこのほど、千年近くの歴史を持つ中國の仏像をCTスキャンしたところ、仏像內(nèi)部に「臓器がない人間のミイラ」を発見した。研究者によると、このミイラは宋王朝の高僧、柳泉と見られる。人民網(wǎng)が伝えた。
博物館は以前から同仏像內(nèi)部に高僧のミイラが納められていることを知っていたが、ミイラの臓器が摘出されていることは把握していなかった。またミイラ體內(nèi)からは中國の古い文字が書かれた紙の切れ端が発見された。スキャン後、同仏像はハンガリー自然博物館に搬送され、今年5月まで公開される。
専門家は、このミイラは西遼を開いた皇帝、耶律大石の教師ではないかと推測しているが、その身分はまだ調(diào)査中だ。(編集YH)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月25日
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