7日午後、第12期全國人民代表大會(huì)第3回會(huì)議のプレスセンターで、環(huán)境保護(hù)部(省)の陳吉寧部長は、「環(huán)境保護(hù)の全面的強(qiáng)化」にかかわる問題について國內(nèi)外の記者の質(zhì)問に答えた。人民網(wǎng)が伝えた。
陳吉寧部長によると、昨年は、中國の地級(jí)以上の300都市余りのうち、國家大気の質(zhì)二級(jí)基準(zhǔn)に到達(dá)しなかった都市が80%に及んだ。長江デルタや珠江デルタ、とりわけ北京?天津?河北地域では広範(fàn)囲で煙霧が頻繁に発生し、社會(huì)各界とメディアの高い関心を集めた。
陳吉寧部長によると、黨中央と國務(wù)院はこの問題を非常に重視し、習(xí)近平総書記は、環(huán)境保護(hù)事業(yè)と大気汚染対策について幾度にもわたって新たな思想と新たな判斷、新たな要求を打ち出してきた。李克強(qiáng)総理は昨年の政府活動(dòng)報(bào)告で、貧困に立ち向かうように汚染にも立ち向かわなければならないと宣言した。國務(wù)院は2013年9月、「大気十條」と呼ばれている「大気汚染防止行動(dòng)計(jì)畫」を打ち出し、10の面から35項(xiàng)目の具體的な措置を打ち出した。陳吉寧部長はこれについて、環(huán)境保護(hù)部門による次の段階の煙霧対策に対する全面的で系統(tǒng)的な計(jì)畫であり、今後數(shù)年の環(huán)境保護(hù)部門による煙霧対策のガイドラインとなりロードマップとなるものだと指摘した。
陳吉寧部長によると、「大気十條」の公表後、全國の各地と各部門は多くの活動(dòng)を展開した。昨年、電力産業(yè)で実施された新たな脫硫?脫硝?除塵改造はそれぞれ1億3000萬kW、2億6000萬kW、2億4000萬kWで、電気設(shè)備容量に占める脫硫?脫硝措置のカバー率は95%と82%に達(dá)した。3萬6000平方メートルの鋼鉄焼結(jié)機(jī)で新たに排煙脫硫施設(shè)が設(shè)けられ、カバー率は81%に達(dá)した。6億5000萬トンのセメントクリンカー生産設(shè)備の新型乾式生産ラインで新たに脫硝施設(shè)が設(shè)けられ、カバー率は83%となった。排ガス基準(zhǔn)を満たしていない自動(dòng)車や老朽化した車両の廃車は600萬臺(tái)余りで、過去3年の合計(jì)を超えた。石炭燃焼ボイラー5萬5000基を廃爐とし、各地の石炭からガスへの転換プロジェクトでの新たなガス使用量は25億立方メートルに達(dá)した。各地の環(huán)境保護(hù)部門が公安機(jī)関に送検した環(huán)境違法容疑のある犯罪事件は2080件で、過去10年の合計(jì)の2倍に達(dá)した。
陳吉寧部長は、「このリストを見た後は、これほどの短期間で、これほど大きなブロジェクトと投入によって煙霧対策に取り組んだ國はほかにないという印象を持った。我々は現(xiàn)在、ハードな措置とハードな任務(wù)によってハードな試練に対応している」と語った。データによると昨年、新たな大気の質(zhì)基準(zhǔn)が実施された74都市では全體として、PM2.5の平均濃度が11.1%下がった。PM2.5濃度は長江デルタや珠江デルタ、北京?天津?河北の3大地域でも10%から12%下がり、とりわけ北京?天津?河北地域では12.3%下がった。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月8日
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