ドイツ：定年退職年齢を段階的に引上げ

ドイツに住んでいる薛成俊さんによると、ドイツは定年退職年齢を何度も変更しており、現(xiàn)在はその年齢を段階的に引上げている。世界で最も早く年金制度を制定したドイツは、1889年に関連の法律?法規(guī)を制定した。同國は長期間、法定定年退職年齢を65歳と定めていた。しかし、少子高齢化問題が深刻化し、経済発展に必要な労働力不足を解決するため、政府は出産を奨勵(lì)する政策を打ち出すと同時(shí)に、定年退職の年齢を引き上げる応急対策を講じた。

日本：定年退職年齢に男女差なし

高齢化問題に悩まされ続けている日本は現(xiàn)在、65歳定年制を?qū)g施している。

日本に住んでいる黃學(xué)清さんによると、日本は現(xiàn)在、年金支給開始年齢を、徐々に引き上げており、2025年度には65歳までの雇用を義務(wù)づける。また、日本の関連の法律は、女性の定年退職年齢を男性よりも低く設(shè)定するというのは、社會(huì)の秩序を亂す行為で、違法、拘束力はないと規(guī)定している。そのため、日本の定年退職年齢は男女同じだ。日本は世界で最も長壽の國で、60歳以上の高齢者の多くが非常に健康で活力に満ちている。そのような高齢者は働く意思も強(qiáng)い。調(diào)査によると、65歳まで働きたいと思っている日本人の割合は、フランスやドイツ、米國などよりも高く、6割以上の人が、「體さえ元?dú)荬扦ⅳ欷小⒁Aき仕事をしたい」と考えている。一方、定年退職年齢前に仕事を辭めたいと考えている人はわずか7.7％にとどまっている。定年退職年齢を過ぎても仕事を続けたい理由のうち、「年金だけで生活するのは厳しいと思う」が52.6％を占めていた。つまり、日本の國民は年金制度に不安を覚えているということだ。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月12日