脳科學研究は現(xiàn)在、上海市政府の重大科技プロジェクトにも指定されている。上海の復旦大學はこのほど、國內(nèi)の大學十數(shù)校と共同で、中國の特色ある脳科學研究プロジェクト「中國脳計畫」を推進していく考えを明らかにした。すでに、中國醫(yī)學ロボット、囲碁4?5段レベルの「百度大脳」、人工知能技術など先進技術の研究開発が、大々的に進められている。労働報が伝えた。
脳の活動原理の解明を目標とする脳科學は、今世紀の最も重要な先進科學研究分野の一つだ。米國、EU、日本は2013?2014年に、相次いで大規(guī)模な脳研究計畫をスタートさせた。
復旦大學は浙江大學、華中科技大學、同済大學など十數(shù)校および中國科學院研究所と共同で、「脳科學共同革新センター」を設置した。同センターは脳科學の研究と転化?応用を促進し、「中國脳計畫」の実施を積極的に推進していく。
専門家によると、未來の脳科學の研究?応用の範囲は幅広い分野に跨がることになる。復旦大學の研究者は現(xiàn)在、視覚と聴覚を持ち、問診と手術が可能な中國醫(yī)學ロボットの研究を進めている。また、囲碁4?5段のレベルを持つ、ロボットに搭載される「百度大脳」プロジェクトも、すでに開始された。人工知能技術は、現(xiàn)時點で2?3歳の児童の知能を?qū)g現(xiàn)している。計算コストの急激な低下、計算能力の急上昇により、この脳は20年後に人の脳よりも賢くなる可能性がある。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月20日
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