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2015年6月3日  
 

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日本旅行は雲(yún)の上から手の屆く存在に 高級志向から大衆(zhòng)消費へ

人民網(wǎng)日本語版 2015年03月23日08:26

日本に桜の季節(jié)が訪れたことで、広東省汕頭(スワトウ)市から日本に向けて出発するツアーが人気を博している。今年は桜の季節(jié)以外でも、日本に旅行する人の數(shù)が明らかに増加傾向にある。その主な要因は、中國人向け観光ビザ発給要件の緩和と円安の影響だ。これが、日本旅行を高級志向の消費から大衆(zhòng)消費へと変化させている。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

周辺國への海外旅行に比べて、日本旅行はこれまで一貫して高級志向の旅行商品だった。ツアー料金から見ても、東南アジアや韓國に比べ、日本旅行の費用は一回り高い。かつては日本旅行といえば、1萬元(約19萬3400円)近くはかかるものだった。オフシーズンでも、少なくとも5000元(約9萬6700円)から6000元(約11萬6000円)は必要だった。それに比べて韓國やタイはオフシーズンであれば約1000元(約1萬9340円)ですむ。出費の差は明らかであり、ほとんどの人にとって日本旅行は手が屆かない存在だった。その上、以前は日本の観光ビザを取るのは、周辺國に比べてずっと難しく、資産が足りない人や収入が不安定な人にとって、日本のビザを取得するのは非常に困難だった。そのため、多くの人は「貧乏旅行」で日本に行きたいと思っても、行くことができなかった。

しかし、昨年から日本旅行は雲(yún)の上の存在から手の屆くところにまで降りてきた。オフシーズンの日本旅行は約3000元(約5萬8000円)からの価格帯が登場し、ハイシーズンの旅行料金もオフシーズンの料金に近づいた。庶民的な価格に惹かれ、多くの人が日本旅行に行く計畫を立てている。このほか、団體ツアーのビザでも、今では煩雑な手続きが少なくなり、一般の家庭でも少し準備さえすれば、大多數(shù)の人がビザを取得することができるようになった。もはや日本旅行は高嶺の花の高級志向の消費ではなくなっている。


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