仕事を求めて中國に來る外國人が増加しているものの、ビザ取得が難しくなっているほか、能力のある中國現(xiàn)地の労働者が増加しているため、以前ほど簡単なことではなくなったと感じている外國人も少なくない。それでも、最近北京で開催された外國人を?qū)澫螭摔筏亢贤髽I(yè)説明會(huì)には、きっちりした正裝の外國人やボロボロのTシャツとジーンズの外國人など、大勢が集まった?！竿鈬恕工趣いΔ坤堡?、中國では良い仕事が見つかるという時(shí)代は既に終わったことを多くの外國人が理解している。 環(huán)球時(shí)報(bào)が米紙「ウォール?ストリート?ジャーナル」が7日に掲載した記事を引用して報(bào)じた。

中國に來て14年になるというフィンランド人のエンジニアは、「就職市場が縮小しているため、チャンスは非常に少ない」と肩を落とす。多くの外國人求職者は、スキルとして英語を掲げるが、それでも、教師の資格証の提示を求める雇用者が増加していることや中國政府が犯罪記録の調(diào)査、健康診斷、厳格な入國手続きなどを求めているため、仕事を見つけるのはやはり難しいこととなっている。

一方、外國人求職者らも、仕事を選ぶようになっている。英語を教えて2年というある外國人(33)は、「つまらないから、もう飽きた」と語る。外國人に人気の職業(yè)は現(xiàn)在、技術(shù)職やマーケティングなどだ。

企業(yè)側(cè)も、「汚染問題や高騰する中國の生活費(fèi)などを背景に、條件を満たす外國人を探すのは難しくなっている。北米から來る求職者は數(shù)年前に比べて減少している。それに対して、スペインやウクライナ、東ヨーロッパ、ロシアなどから來る求職者が増加している」とする?，F(xiàn)在英語を教えているスペイン人は、「ヨーロッパの経済が好転したら、帰國を考える」とし、「仕事はあるけど、ぴったりの仕事がなかなか見つからない」と説明する。

企業(yè)や中國で長年働いている外國人は、「全體的に、中國は外國人をあまり歓迎しなくなった」と口を揃える。米國やヨーロッパの商工団體?中國商會(huì)が実施した年度調(diào)査でも同様の結(jié)果が出ている。

外國人求職者の多くは20代－30代の若者だが、高齢の求職者もいる。例えば、60歳のニュージランド人男性は、「國際スクールの年齢上限にひっかかった。もし、仕事が見つからなければ帰國して農(nóng)場に戻る」とし、同男性の妻も、「豚農(nóng)家の男性ではなく、數(shù)學(xué)の教師と結(jié)婚したかった」と語った。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月9日