日本?福島第1原子力発電所は2011年の東日本大震災(zāi)で放射性物質(zhì)漏洩事故を起こし、周辺地域の農(nóng)業(yè)生産や農(nóng)産品販売に深刻な影響をもたらした。食品の安全を確保するため、福島県では販売する農(nóng)産品について放射性物質(zhì)含有量の検査を行うことが必要になった。このほど同県の検査業(yè)務(wù)を行う福島県農(nóng)業(yè)総合センターを取材した。

同センターは福島県郡山市に位置し、敷地面積は55.6ヘクタールで、主に農(nóng)業(yè)技術(shù)開(kāi)発や農(nóng)産品検査、人材育成などを擔(dān)當(dāng)する。福島第1原発の放射性物質(zhì)漏洩事故の発生後、同センターでは大量の農(nóng)産品の放射性物質(zhì)含有量検査を擔(dān)當(dāng)するようになった。

同センターによると、2014年に同センターは検査のために送られてきた農(nóng)産品1千萬(wàn)點(diǎn)以上を検査したが、米や野菜、肉類、鶏卵、牛乳などの農(nóng)産品からはいずれも基準(zhǔn)超えの放射性物質(zhì)含有量は検出されなかった。山菜やキノコ類の農(nóng)産品における放射性物質(zhì)含有量の基準(zhǔn)超えの割合は1.56%で、水産品は1.01%だ。放射性物質(zhì)含有量が基準(zhǔn)を超えた農(nóng)産品は販売が禁止されると同時(shí)に、市町村単位でその後の生産が禁止される。

従業(yè)員に案內(nèi)されて同センターの牛肉の放射性物質(zhì)検査室を訪れると、検査結(jié)果の正確性を確保するため、検査室では厳しい操作規(guī)則が実施されていた。検査室に立ち入る人は入室前に必ず放射性物質(zhì)検査を受けなければならず、攜帯品も検査され、作業(yè)員は部屋に出入りするたびに靴を交換する。（編集YH）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年4月10日