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「良い主婦、良い母親になることが、女性の一番の仕事。どうして、頭を悩まし、血を吐くような思いをして、男性と勢力爭いをしなければならないのか?」と書かれたポスターがこのほど、北京市西城區(qū)民政局婚姻登録所に貼られ、女性の反感を買っている。ネット上では、「女性とは一體なんなのか」など、様々な議論が巻き起こっている。新京報が報じた。
微博(ウェイボー)では、「このポスターは全くなってない」、「女性を何だと思っているんだ」、「男女平等じゃないのか」、「男女平等は憲法にも書かれている」など、議論が巻き起こっている。多くのネットユーザーは、このポスターが婚姻屆を出す所に貼られているということは、政府の考えを代表しているとの見方を示し、「政府機(jī)構(gòu)がこんな思想を宣伝するなんて信じられない」との聲を上げている。
同登録処の職員は21日、「ポスターは作ってもらったもので、ドラマ『婚姻保衛(wèi)戦』のセリフを引用している。北京市婚姻家庭建設(shè)協(xié)會の審査にも通っている」と説明した。確認(rèn)したところ、この言葉は確かに同ドラマ中のセリフで、その前には、「結(jié)婚とは、男性と女性が、発言権、経済権、支配権を取り合いするようなもの」というセリフがある。
同職員は、「このポスターが貼られている場所が重要。元々、民政局の離婚を考えている夫婦と話し合う部屋の前に貼られていた。冷靜になってもらい、もう一度やり直してもらうのがねらい。今はもう剝がされている」と説明した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月22日
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