米國のある研究によると、妻が重病になった時、婚姻関係は大きな試練にさらされ、離婚に至る夫婦も少なくないという。しかし、夫が重病になった時、夫婦の離婚率はこの影響を受けなかった。この研究は、米國の學(xué)術(shù)誌「Journal of Health and Social Behavior」が3月に掲載したもの。同研究を行ったのは、米國アイオワ州立大學(xué)の研究者で1990年から20年間を費やして、2701組の50歳以上の夫婦を追跡調(diào)査している。研究開始時、夫婦の年齢は少なくとも51歳以上だった。英デイリーテレグラフの報道を引用して、中國新聞網(wǎng)が伝えた。

研究者は2年に1度これらの夫婦の健康や生活狀況の調(diào)査を?qū)g施した。男性と女性のそれぞれがガンや心臓病、脳梗塞、結(jié)核などの4種類の病気になった場合を比較した。研究が終わった時點で、被験者夫婦のうち全體の32％の夫婦が離婚、24％の夫婦が、伴侶が亡くなったことから結(jié)婚生活が終わっていた。

調(diào)査によると、妻が重病になった時、夫婦の離婚率は妻が健康な狀態(tài)である場合より6％高かった。しかし、夫が重病になっても、雙方の離婚率には変化がなく、夫が亡くなった後も再婚しない妻が多かった。この調(diào)査の責(zé)任者アメリア?クラーク助教は、病気は通常夫婦関係に深刻な影響を及ぼし、離婚への歩みを加速させる。特に、最大の要因は、金銭問題で、妻が仕事できなくなると、家計も厳しくなる。

當(dāng)然、伴侶を世話する能力も大きな一因となる。伝統(tǒng)的に女性は家庭の世話を見ることに長けているが、逆に男性は、妻が病気で倒れると、この狀況に対応することが難しくなる。（編集MZ）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月7日