大規(guī)模な海外代理購(gòu)入や海外旅行でのショッピングがブームだが、これが収まりそうな気配になってきた。國(guó)務(wù)院は4月28日に常務(wù)會(huì)議を開催し、海外の日用品の一部について関稅率を試験的に引き下げることを決定すると同時(shí)に、一部商品の消費(fèi)稅政策を調(diào)整することを決定した。こうした政策の変更により、消費(fèi)が國(guó)內(nèi)に回帰し、國(guó)內(nèi)の消費(fèi)が増えて、さらには経済成長(zhǎng)を牽引することが期待される。「新京報(bào)」が伝えた。

北京に住む陸さんは、「毎年1回は海外に出かける。海外ではいつも商品の値段を何度も見比べ、リストをしっかり準(zhǔn)備して買い物する。2013年に米國(guó)に行った時(shí)は、大きめのスーツケース2つでは足りないくらい買い物した。買ったのは主に世界的ブランドの服や化粧品で、海外で買った方が中國(guó)で買うよりもかなり安いからだ」と話す。

このような海外ショッピング熱に変化が生まれることが期待される。國(guó)務(wù)院常務(wù)會(huì)議は28日に消費(fèi)稅に関する政策を調(diào)整し、これには消費(fèi)者の需要が大きい海外の日用品の一部が含まれるほか、6月までに輸入関稅を試験的に引き下げて、稅率引き下げの対象商品の範(fàn)囲を徐々に拡大することなども含まれる。

商務(wù)部（商務(wù)?。﹪?guó)際貿(mào)易経済協(xié)力研究院消費(fèi)経済研究部の趙萍副部長(zhǎng)は、「今回の政策の調(diào)整はマクロ経済の狀況と関係がある?，F(xiàn)在は経済の下方圧力が強(qiáng)く、第1四半期（1-3月）には経済成長(zhǎng)に対する消費(fèi)の貢獻(xiàn)度が高かった」と話す。

統(tǒng)計(jì)データをみると、2014年の中國(guó)人の海外での消費(fèi)額は1兆元（1元は約19.2円）を超えた。趙副部長(zhǎng)は、「海外消費(fèi)の30％が國(guó)內(nèi)に流れ込めば、社會(huì)消費(fèi)財(cái)小売総額を1％引き上げることになる」と話す。

▽関稅率引き下げ＝値下げ？

同研究部がこのほど発表した報(bào)告によると、中高級(jí)志向の消費(fèi)の「外熱內(nèi)冷」をもたらしたのは國(guó)內(nèi)と海外の価格差だ。中國(guó)の高い稅率が価格差を生じる重要な原因の一つで、輸入関稅率は6.4～25％だ。高級(jí)消費(fèi)財(cái)は消費(fèi)稅率が30％にもなる。