微博(ウェイボー)上ではこのほど「韓國の客室乗務員が中國人高齢者を毆る」という話題が広く注目を集めている。微博利用者によると、4月29日に韓國?務安空港から中國?成都へ向かうティーウェイ航空TW9693便は何度も搭乗時間が遅れ、また搭乗期間に韓國人の客室乗務員(CA)が中國人高齢者を毆打するという事件が発生した。ティーウェイ航空は否定している。人民網(wǎng)が伝えた。
ネット利用者によると、ツアーで韓國旅行をして帰國する便でティーウェイ航空のTW9693便を予約した。同便は4月28日夜9時に離陸する予定だったが、原因が通知されないまま何度も搭乗時間が遅延され、またティーウェイ航空側も速やかに擔當者を派遣して乗客への対応を行わず、食品なども配布されなかった。同便は最終的に4月29日深夜1時から搭乗手続きを開始したが、搭乗手続きの過程でCAが高齢者を毆るという出來事が発生して、現(xiàn)場の中國人観光客の不満が高まったという。
インターネットで公開された現(xiàn)場の映像には、CAが高齢者を毆る場面は記録されてはいない。しかしガイドや利用客が高齢者を毆ったCAに謝罪を要求する聲がはっきりと聞こえている。CAは一貫して「座って下さい」と繰り返し、また高齢者と直接話をしていた?,F(xiàn)場の観光客によると、CAは高齢者に謝罪せず、また利用客が撮影している攜帯電話を奪い取ろうともしたという。
當該の映像がネットで公開されるとすぐに微博で広く転載され、「韓國人CAが中國人高齢者を毆る」という話題が注目を集めた。中國の各大手メディアも同事件を報道し、続いて韓國メディアも次々と転載して、中韓両國で広く注目を集めている。韓國の専門家は當該事件の真相の公開が遅れて両國間の誤解が拡大し、中國人の反韓感情が高まることを懸念している。
ティーウェイ航空の擔當者は朝鮮日報の取材に対し、當時CAは搭乗前の定例検査を行っており、搭乗チケットを持たずに搭乗しようとした高齢者を阻止する過程で騒ぎが起きたと語った。高齢者が搭乗しようとしてCAの手を押し返した他は、雙方に身體的接觸はなく、暴力事件も発生していないという。同時に同擔當者は、同日の同便は約4時間遅延し、利用客に迷惑をかけたとして「飛行機の遅延で利用客はいらだっていたようだ」とした。
ティーウェイ航空は飛行機の遅延の原因や調(diào)査の詳細について説明していない。(編集YH)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月5日
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