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第2次大戦勝利への中國の貢獻に正當な評価を

人民網日本語版 2015年05月08日09:03

 中國の習近平國家主席はロシアで9日、大祖國戦爭勝利70周年を祝うロシア側の祝賀イベントに出席する。人民日報が伝えた。

 今年は、中國人民抗日戦爭ならびに世界反ファシズム戦爭勝利と國連創(chuàng)設70周年に當たる。

 第2次世界大戦のアジアの主戦場となった中國は日本のファシズムを撃退するのに大きな役割を果たしたが、その犠牲と貢獻はこれまで正當に評価されてこなかった。

 近年、中國の抗日戦爭の果たした歴史的な貢獻に著目する外國人歴史學者が増えている。こうした學者は、中國の抗日戦爭の真実の姿を國際社會にありのまま紹介し、世界反ファシズム戦爭における中國の抗日戦爭の位置付けと役割を正しく評価するよう呼びかけている。

 オックスフォード大學の歴史學教授で中國研究センターのラナ?ミッターセンター長は、中國は樞軸國の侵略に最も早く反撃した國だと指摘する。中國の日本の侵略に対する抵抗は、十分に語られていない第2次大戦の偉大なエピソードの一つであり、この歴史は忘れられてはならない。

 ミッター教授の著書「忘れられた盟友:中國の第2次大戦(1937—1945)」は、中國の8年にわたる抗日戦爭に焦點を當てることで、中國に対するより明晰な理解を人々に促すものである。日本の中國侵略はナチスのポーランド侵略の2年前に當たるが、第2次大戦はこれまで、ドイツのポーランド侵略を端緒とするものと考えられてきた。

 「中國は第2次大戦で忘れられた大國だと考えている。冷戦期の政治家らが、人々の知るべき真相を覆い隠してしまった」とミッター教授は主張する。


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