濰坊艦

この型のフリゲートのトン數(shù)はすでに、052A型のミサイルフリゲートに近付いている。トン數(shù)が十分に大きいことから、遠洋航行に必要な安定性と耐波性を備え、海上で長期にわたって生活する遠洋艦艇の指揮官や戦闘員の生存環(huán)境を高め、ソフト面から戦闘力を高めることができる。054A型フリゲートは中國海軍にとって、狹い意味での最初の遠洋型多用途ミサイルフリゲートとなり、中國海軍が遠洋に乗り出す過程で過去を受け未來へつなげる役割を果たすものと言える。

武器配備の面では、054A型フリゲートで最も注目すべきなのは、最新型のVLSミサイル垂直発射システムを備えていることである。同システムは、射程が長く、多目標対処能力を備え、遠洋の防空の需要を満たすものとなる。

「臨沂艦」と「濰坊艦」はいずれも054A型フリゲートの優(yōu)れた代表であり、総合的な戦闘力は日本の「むらさめ型護衛(wèi)艦」とほぼ同じレベルにある。