1945年、世界反ファシズム陣営の厳正な威嚇の下、窮地に追い込まれた日本は理性的選択をし、ポツダム宣言の受諾を決定して、完全な壊滅を回避した。1945年8月15日、天皇はポツダム宣言を受諾し、無條件降伏する詔書を全國放送で伝えた。安倍氏がポツダム宣言をつまびらかに読んでいようといまいと、日本は當(dāng)時ポツダム宣言の一字一句を受け入れたことで、初めて再生の道を得たのだ。
安倍氏がポツダム宣言をつまびらかに読んでいないと公言したことは、日本がかつて侵略戦爭を発動したことを彼が認(rèn)めておわびしたことがないし、そのつもりもないことの反映だ。これは日本が侵略を行い最終的に降伏した過去を変えられないだけでなく、日本の首相として引き続き権力を行使するのに安倍氏ははなはだふさわしくないことを物語っている。安倍氏は侵略戦爭と認(rèn)めることを避けたうえ、おわびするのを拒絶したことで、日本の平和的発展の國益をすでに深刻に損なった。
當(dāng)時國際社會は降伏の機會を日本に與えた。日本軍國主義集団は悩んだが、最終的に瀬戸際で踏みとどまり、ポツダム宣言を受諾した。これには日本の侵略についての明確な位置づけも含まれる。日本の侵略戦爭敗北70周年にあたる今年、日本右翼は蠢動し、歴史への挑戦を企て、白黒を逆さまにしている。これは全く身の程知らずなことだ。だが歴史を直視できるか否か、勇気をもって侵略を認(rèn)めるか否かは、今年日本が直面している関門だ。安倍政権がどちらの道を選ぶか、世界は見守っている。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月22日
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