「中日友好の基礎(chǔ)は民間にあり、中日関係の前途は両國(guó)民の手中に握られている」。中國(guó)の習(xí)近平國(guó)家主席は23日夜、中日友好交流大會(huì)での重要談話で、中日関係の改善?発展における根本的な重點(diǎn)を明らかにし、中日友好に盡力するとの中國(guó)政府の明確なメッセージを両國(guó)各界と國(guó)際社會(huì)に伝え、両國(guó)関係の発展に対する中國(guó)の責(zé)任ある姿勢(shì)をはっきりと示した。新華網(wǎng)が伝えた。

　中日は一衣帯水の隣國(guó)であり、悠久の友好交流の歴史を持つ。2千年余りの交流史において、とりわけ両國(guó)関係が困難や生涯に直面した際には、常に民間交流が中日友好の重要な推進(jìn)力となってきた。今回、政治、経済、観光、文蕓など日本各界から訪中した3000人余りの「民間大使」は親切なもてなしを受けた。これは現(xiàn)在の情勢(shì)下で、両國(guó)、特に民間が中日友好事業(yè)を大切にし、守ることを共に望んでいることを反映している。

　中日間にはいくつかの問(wèn)題において摩擦と溝があるが、両國(guó)の根本的利益は平和、友好、協(xié)力にあり、これは人心の向かうところであり、大きな趨勢(shì)でもある。両國(guó)各界、特に両國(guó)政府は國(guó)民の期待に添い、的確な行動(dòng)と効果的な措置を講じて、中日友好の民間の基礎(chǔ)を打ち固めるべきだ。

　中日友好の民間の基礎(chǔ)を打ち固めるには、両國(guó)の民間交流の良き伝統(tǒng)を発揚(yáng)すべきだ。隋?唐代以來(lái)、両國(guó)は活発に交流し、阿倍仲麻呂と李白や王維との友情、鑑真、隠元の日本渡航は、後世まで伝わる中日友好の美談となった。近代には志ある中國(guó)の青年が祖國(guó)に報(bào)いるため日本に留學(xué)し、先進(jìn)の科學(xué)技術(shù)知識(shí)を持ち帰った。1980年代には日本の青年3000人が招待を受けて訪中し、両國(guó)民間に広範(fàn)な影響を及ぼした。たとえ困難な時(shí)期にあっても、両國(guó)民の交流は途絶えず、両國(guó)関係にとって連綿と続く強(qiáng)靱な紐帯となった。

　中日友好の民間の基礎(chǔ)を打ち固めることは、両國(guó)の民間交流を維持するうえでプラスであるはずだ。中日は世界第2、第3のエコノミーであり、互いに主要な経済?貿(mào)易?投資パートナーでもあり、経済的相互依存度が高く、雙方の企業(yè)は協(xié)力の深化と革新に期待を寄せている。相手國(guó)の観光、留學(xué)、交流などへの両國(guó)民の関心も高く、昨年の両國(guó)間の人的往來(lái)は延べ556萬(wàn)6000人で、前年比18.2％増加した。近年、中日関係は順調(diào)でないが、民間の積極的な交流が両國(guó)関係改善にプラスの條件をもたらし、中日の平和?友好という主旋律を奏でている。