救助要請(qǐng)から離陸まで數(shù)時(shí)間必要

醫(yī)療専用ヘリを利用したい患者の家族は専用電話010-999に連絡(luò)することができる。要請(qǐng)を受けた999空中救援弁公室や応急弁公室は、現(xiàn)地や北京のヘリポート、病院とすぐに連絡(luò)を取るほか、関連の部門に連絡(luò)して飛行ルートを確定する。また、醫(yī)療スタッフは患者の病狀を総合的に評(píng)価し、ヘリ輸送が必要かを判斷する。

患者の救助要請(qǐng)からヘリの飛行までには通常、數(shù)時(shí)間必要。午前中に電話をした場合、患者の病狀がヘリ輸送に適合し、気候條件にも問題がないことを前提に、正午にヘリが離陸できる。そして、當(dāng)日午後に目的の病院に運(yùn)ばれる。午後に電話した場合、安全を考慮し、通常翌日早朝に離陸し、順調(diào)に行けば正午に北京に到著する。

醫(yī)療ヘリ利用にはどのくらいの費(fèi)用が必要？

999急救センターは、必要な具體的な費(fèi)用については明らかにしていない。中國人壽などの保険會(huì)社は現(xiàn)在、同ヘリを利用するための保険を用意しおり、値段は299元(約5700円)から。同ヘリ利用後、一定の割合で保険金がおりる。

その他、全ての患者が同ヘリを利用できるわけではない。同ヘリ利用対象となるのは主に、けが人や急性疾患の患者、さらに患者がいる地域の醫(yī)療機(jī)構(gòu)では、必要な治療が受けられない場合、患者がさらに適合した醫(yī)療機(jī)構(gòu)に移動(dòng)し治療を受ける必要がある場合などだ。例えば、骨折し、切斷、再接著が必要な場合、最も深刻な3度の火傷の面積が30％を超えている場合、頭や脳に深刻な損傷を負(fù)い、意識(shí)不明となっている場合、脾臓や肝臓などの內(nèi)臓が破裂し、出血している場合、気胸で呼吸不全やショック狀態(tài)になっている場合、急性心筋梗塞、ぜんそくの発作など。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月27日