韓國は米國の同盟國でありながら、中國が絶対的な1番目の貿(mào)易パートナーになることも歓迎し、中米と良好な関係を保ち、その四方八方に気を配る姿勢や極端な出方を避ける態(tài)度は、東アジアで目立っている。成熟した戦略やバランスが次第に、アジア?太平洋地域の新興先進(jìn)國としての韓國のコア競爭力になりつつある。
中國はなんといっても経済が急速に発展する國であり、世界一の貿(mào)易國でもある。これが中國の最も本質(zhì)的な要素であり、世界と中國との接觸における最も実質(zhì)的な面だ。中韓FTAはこのことを世界の人々に無言で繰り返し伝えている。中國は力に任せて他國に圧力をかける國であり、世界の秩序に挑戦しているという聲があるが、これは一部の國や勢力が自分に都合のよい観點(diǎn)から下した主観的な臆斷であり、地政學(xué)に対する手前勝手な妄想だといえる。
アジア?太平洋でさまざまな暴論が巻き起こる中、中韓は筋道を立て、辛抱強(qiáng)く自由貿(mào)易の新しい可能性を探り出した。韓國の電子製品、自動(dòng)車、化學(xué)工業(yè)製品などは中國市場でより安く売られるようになり、日本の関連商品の競爭力にとって試練となる。また中國の衣料品、食品、手工蕓品は韓國でより大きな価格的メリットを発揮するようになる。
韓國は東アジアの中で中國との國交樹立が最も遅かった國で、これまでに23年しか歴史がない。だが中韓貿(mào)易は世界レベルの大規(guī)模貿(mào)易の一つに成長し、地域の平和と繁栄の重要な柱となった。アジア?太平洋の多くの國やエコノミーが參考にする価値が十分にあるだろう。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月2日
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