中國の格安航空會社 (LCC)、春秋航空は4日、新たな中日路線として6月29日より上海-名古屋便を運航することを発表した。上海と名古屋を結(jié)ぶ直行便はエアバスA320を採用し、毎週火曜日、木曜日、金曜日、日曜日の4便を就航させる。また、春秋航空は合肥、哈爾濱(ハルビン)、呼和浩特(フフホト)から石家荘経由で名古屋に至る路線も就航させる予定。これにより、春秋航空の中國と日本を結(jié)ぶ路線は一気に20路線に増える。中國新聞社が伝えた。
春秋航空は現(xiàn)在、中日間に毎週15路線64便を運行しており、座席數(shù)は2萬3000に達した。春秋航空は2005年の就航開始から2014年末までに、中日路線の旅客數(shù)は延べ80萬人を超え、昨年だけで39萬2千人に達した。
日本が発表した公式データ?資料によると、昨年の訪日中國人観光客は240萬人を突破し、前年比で84.3%増加した。大阪を例にとると、円安や関西國際空港への増便などの影響で、大阪を訪れた中國大陸部の観光客は、2013年の52萬人から2014年の100萬6千人へと大幅に増加した。春秋航空が開設(shè)した一部の中日路線では、往復(fù)500元という格安航空券が販売され、中國観光客の旅行意欲を大きく刺激した。
春秋航空市場部の関係者は「中日の観光市場には巨大なビジネスチャンスが隠れている」と指摘する。春秋航空は今年3月、中國と日本を結(jié)ぶ5路線を新たに就航させた。就航したのは北海道の旭川と上海、大阪と四川省成都市?河南省鄭州市?陝西省西安市?福建省晉江市をそれぞれ結(jié)ぶ便だった。
日本観光庁は、春秋航空の成功で、多くの航空會社が大阪路線に參入するようになり、大阪の観光市場が急速に飽和狀態(tài)に向かっているとしている。大阪便での成功に味を占めた春秋航空は、今度は名古屋に焦點を合わせた戦略に踏み切った。中國各地発名古屋行きの直行便は、両地の観光客の往來に一層の便宜をもたらすと見られている。(編集XM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月10日
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