昨年のショッピングイベント「ダブル11」(11月11日)で、アリババ(阿里巴巴)は一日の売上高571億元(約1兆1025億円)という通信販売業(yè)界の奇跡を成し遂げた。この數(shù)字は今年、いとも軽々と超えられる見込みだ。日付が変わった11日午前0時(shí)からの1分12秒間で、アリババ系ネットショッピングモール天貓(Tmall)の取引額が10億元(約193億円)を超え、このうちモバイル端末による取引額が81.82%を占めた。昨年のダブル11では、アリババ全體で10億元を達(dá)成するのには3分がかかっている。また天貓は12分28秒で取引額100億元(約1930億円)を達(dá)成し、うちモバイル端末での取引額が74.83%を占めたという?!副本┏繄?bào)」が伝えた。
11月11日は4つの「1」が並ぶことから、おもしろ半分に「獨(dú)身の日」などと言われていた。これに最初に目を付けたのは通信販売の巨人アリババで、2009年に初めてショッピングイベントを開催すると、この日は徐々に世界最大規(guī)模の通販優(yōu)待デーへと変貌を遂げていった。毎年この日になると、さまざまなチャンネルの通販?zhǔn)聵I(yè)者が大挙して値下げキャンペーンを繰り広げ、一日の売上高はすでに米國の「ブラックフライデー」(感謝祭翌日の金曜日)や「サイバーマンデー」(感謝祭休暇明けの月曜日)などのネットショッピングイベントを超えている。
今年のダブル11はイベントとしては7回目だ。アリババの張勇最高経営責(zé)任者(CEO)は10日に浙江省杭州市にある杭州技術(shù)指揮センターで、「今夜8時(shí)までに、モバイル版淘寶(タオバオ)の訪問者數(shù)は1億3千萬人に迫り、昨年のダブル11のピーク値を上回った。昨年の1秒あたりの注文件數(shù)8萬件との世界記録を土臺(tái)として、弊社の技術(shù)チームは今年、1秒あたり12萬件の注文件數(shù)、6萬件の決済件數(shù)という記録を達(dá)成したい考えだ」と述べた。
張CEOは消費(fèi)者のモバイル端末利用の動(dòng)きの変化に対応するため、「今年の天貓は『出勤退社』という2つのタイミングで大規(guī)模キャンペーンを予定しており、消費(fèi)者が移動(dòng)中でも各種キャンペーン活動(dòng)に參加できるようにする。11日午後には時(shí)間限定の優(yōu)遇イベントもうち出す」と述べた。
國際化が今年のダブル11の大きな特徴でもある。11日の午後10時(shí)30分には、米國ニューヨーク証券取引所(NYSE)が、2015年天貓ダブル11グローバルイベントのため、特別に遠(yuǎn)距離で取引開始の鐘を鳴らすイベントを開催する。NYSEが中國のネット企業(yè)のためにこのようなイベントを準(zhǔn)備するのは今回が初めてのケースだ。張CEOは、「ダブル11はコース料理。私たちは料理の1品1品を用意して、すべての人に楽しいネットショッパーになってもらいたい」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月11日
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