國連食糧農(nóng)業(yè)機関が発表した最新のデータによると、中國の1人平均の肉類摂取量は9キロ未満から64キロ弱に増加している。これは成長した1頭の羊の體重に相當(dāng)する。世界で最も肉を多く摂取する國はニュージーランドで、1人當(dāng)たり毎年126.9キロを摂取している。2位はオーストラリア（121.2キロ）、3位は米國（117.6キロ）。上位6カ國のすべてが100キロを超えている。肉食を好むことは、世界的な傾向になっている。チャイナネットが伝えた。

中國栄養(yǎng)學(xué)會老年栄養(yǎng)分會委員、中山大學(xué)公衆(zhòng)衛(wèi)生學(xué)院教授の朱慧蓮氏は、「長期的に大量の肉を摂取すると、身體にさまざまな弊害が生じる。加工肉製品が2015年10月、世界の権威ある機関に発がん性のある食物とされると、人々は過度な肉食の健康への影響をより明確に認(rèn)識するようになった。これは肥満の原因になり、がんや代謝性疾患の罹患率を高める。また過度な肉食が脳?腸?生殖器官などの多くの問題を誘発することが、多くの研究によって明らかにされている」と指摘した。 

東北農(nóng)業(yè)大學(xué)乳品科學(xué)教育部重點実験室長、畜産品加工研究所長の霍貴成氏は、「溫室効果ガスの85％は工業(yè)によって生じているが、畜産業(yè)が排出するメタンガスや酸化窒素などの溫室効果ガスの影響も侮れない。同じ體積の場合、メタンガスの溫室効果への影響は、二酸化炭素の25倍に達(dá)する。酸化窒素ならば298倍だ。メタンガスは主に肉や羊などの反芻動物が排出し、酸化窒素は主に動物の糞便から生じる」と話した。

霍氏は具體的に、「理論上、人類が肉類の摂取を減らせば環(huán)境保護につながり、地球溫暖化の傾向を弱めることができる。中國のとうもろこしなどの農(nóng)作物の主な用途は、畜産業(yè)だ。植物飼料の肉類への変換効率を3％として計算すると、肉の摂取量を毎日30グラム減らせば、少なくとも植物飼料を1000グラム節(jié)約することができる。農(nóng)業(yè)用水や肥料などの消費を減らし、環(huán)境の圧力を軽減できる」と説明した。

「人民網(wǎng)日本語版] 2015年1月11日