「世界の屋根の屋根」と呼ばれる西蔵（チベット）自治區(qū)阿里（ガリ）地區(qū)は、中國人科學(xué)者が初期宇宙の「膨張」の過程を研究し、宇宙の「最初の」重力波を観測する重要な拠點(diǎn)になろうとしている。新華社が伝えた。

中國科學(xué)院高エネルギー物理研究所は、國家天文臺が阿里地區(qū)に建設(shè)した観測ステーションを使い、中國の重力波研究「阿里実験計(jì)畫」を?qū)g施する。同計(jì)畫は最初の重力波に対する最も感度の高い観測を?qū)g現(xiàn)し、初期宇宙の膨張の理論を検証する。

國家天文臺阿里観測基地の責(zé)任者である姚永強(qiáng)氏によると、阿里地區(qū)は紫外線?準(zhǔn)ミリメートル周波數(shù)帯の探査で強(qiáng)みを持つ。阿里地區(qū)は理想的な中緯度地帯で、濕気が低く、空気の透明度が高く、北半球で観測條件が特に適した場となっている。將來的には世界一流の天文臺になる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年2月18日