中國環(huán)境保護部（?。─侮惣獙幉块Lは11日、第12期全國人民代表大會（全人代）第4回會議の記者會見で、「中國は汚染対策で非常に大きな努力をしてきた。今後も引き続きハードな方法によってハードな挑戦に対応していく」と述べた。

陳部長は昨年末に3回にわたって出現(xiàn)した広範(fàn)囲、長時間の重度汚染日と今年1～3月に青空が多かったことを分析して、「現(xiàn)在、中國は汚染対策の第2段階にあり、外的要因の影響を受けない第3段階へと歩みを進めている。第2段階には、持続的に対策を進めるが、風(fēng)速、濕度、降水といった自然現(xiàn)象の影響をさまざまに受けるため、対策にはばらつきが生じる。特に極端な天候になると、ばらつきがより目立つようになる。昨年末の深刻な煙霧は強いエルニーニョ現(xiàn)象と関係がある」と述べた。

陳部長は、「環(huán)境保護と発展は対立しない」と強調(diào)し、「現(xiàn)在、中國経済は新常態(tài)（ニューノーマル）に突入し、量の追求から質(zhì)の追求への変化を後押ししている。この『質(zhì)』というのは経済の質(zhì)だけを指しているのではない。経済の質(zhì)がよければ環(huán)境の質(zhì)もよくなる」と述べた。

陳部長は座標(biāo)軸の概念を用いて経済発展と環(huán)境保護の関係を説明した。「座標(biāo)を設(shè)定するなら、橫軸は環(huán)境保護、縦軸は経済発展だ。環(huán)境保護の取り組みは経済と発展との間の矛盾を解消する。內(nèi)在的なメカニズムを形成するには、発展を第2象限や第4象限から経済発展と環(huán)境保護の取り組みがどちらもうまくいく第1象限に移行するよう後押しし、第3象限に陥らないようにすることだ」という。

陳部長は注目を集める環(huán)境保護法規(guī)について、「地方政府が法律を遵守すれば、企業(yè)もしっかりと法律を遵守するようになる。環(huán)境保護部は昨年、政府の監(jiān)督と公開の行政指導(dǎo)を強化し、33市（區(qū)）の地級市で総合的な監(jiān)督視察を?qū)g施し、市級政府の主要な責(zé)任者15人に公開の行政指導(dǎo)を行い、各省?自治區(qū)?直轄市に市級政府の30％以上で環(huán)境保護の監(jiān)督視察を行い、31市で公開の行政指導(dǎo)を行い、20市（県）で問題ある企業(yè)?地域を?qū)澫螭趣筏菩乱?guī)プロジェクトの審査を一時停止し、176件の問題について情報を公開した上で対策を取るよう督促した」と述べた。

メディアが提起した環(huán)境稅の引き上げにより企業(yè)の負(fù)擔(dān)が増えるかとの問題に対し、陳部長は、「全人代は環(huán)境保護稅法を起草中で、核心となる目的は稅金を増やすことではなく、しっかりとメカニズムをうち立てて、企業(yè)の汚染物質(zhì)排出の削減を奨勵することにある。汚染物質(zhì)を多く排出する企業(yè)からはたくさん稅金を取り、少ない企業(yè)は稅金を少なくするのだ」と述べた。

陳部長は、「中國はどのようにしてよりよい方法、より少ない代償で汚染問題を解決するかの答を體系的かつ科學(xué)的に求めなくてはならない段階に入った。全體的な指標(biāo)の設(shè)定はこうした背景の下で、こうした考えに基づいて行われる。中國はこうした目標(biāo)を達成し、人々にもっときれいな水、もっと青い空、もっとクリーンな土地を提供する自信がある」との見方を示した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月12日