ネット上で再び取り上げられている「放射能煙霧汚染」について、中國環(huán)境保護(hù)部(省)の原子力安全専門家は、煙霧の形成と放射線の間に直接的な関連性はないと判斷した。全國放射線観測データを分析したところ、內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)の石炭に含まれる天然の放射線量は、全國のその他の地域と同じ水準(zhǔn)だった。中國の放射線量には、過去10年間で大きな変化が生じていない。科技日報が伝えた。
専門家によると、煙霧の原因と形成の過程は複雑で、主に化石燃料の燃焼、工業(yè)生産による排出、自動車の排気ガス、都市の粉塵、地理的環(huán)境、気候?気象條件などに関わる。石炭の燃焼において、ウランやトリウムの80%以上が燃え滓の中に殘る。除塵とろ過により、煙と共に排出される量は燃焼前の含有量の1?2%のみとなる。中國の24省?563の石炭燃焼ボイラーの、天然の石炭に含まれる放射線量の測定?研究結(jié)果によると、中國の石炭燃焼発電所が1GWの電力を発電する際に生じる放射線量は、天然の石炭に含まれる量の2.6%で、周辺住民に放射能汚染をもたらすことはない。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月12日
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