微信(Wechat)が人々の日常生活に深く入り込むにつれて、さまざまなデマも、指先ひとつで素早く広く伝わるようになった。中山大學(xué)ビッグデータ研究室と微信セキュリティチームは1日、「微信年度デマ分析報告」を共同で発表した。報告によると、デマの中でも最も多かったのは、「事実に反した」情報であり、全體の31.4%を占めた。最も広く伝わったデマトップ5の閲覧數(shù)は軒並み2千萬回を上回り、多くの公式アカウントによって転送されている狀況が明るみに出た。北京日報が報じた。
○「良心的な転送」を介してデマが広く発信
コード分析を通じて、デマは、「健康?ヘルスケア」「人身の安全」「財産の安全」「政治経済と社會秩序」「良心による転送」「広告?マーケティング」「奇談?面白トピックス」「ポルノ」「その他」の9大テーマに分類された。デマがスピーディかつ広く伝わるのは、それらの內(nèi)容が人々に共通の「心理的ニーズ」にマッチしていることによる。たとえば。「健康?ヘルスケア」「人身の安全」「財産の安全」に関するデマは、人々の恐怖心やパニック心理を煽り立てる性質(zhì)を持つ。また、「奇談?面白トピックス」に関するデマは、多くの迷信的な內(nèi)容が含まれており、「焦燥感?恐怖心」「希望?欲望」という相反する2つの心理的動機を兼ね備えている。
シェアの誘導(dǎo)といった技巧面からみて、人々を道徳で縛りつけることが最も効果的であり、人々の愛國心などを巧みに利用して、道徳的圧力を広める意図をもったデマがあることが、報告から判明した。
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