東北大學コンピュータ科學?工學學院の院生である劉浩氏のチームは、自動的に黃桃の種を取り除く裝置を開発した。中青在線が伝えた。

チームの関係者によると、中國は世界でも桃の栽培面積が広い國だ。全國には多くの黃桃加工工場が存在する。桃の加工、特に桃の缶詰の加工は、中國の果物加工産業(yè)の中で重要な地位を占めている。経験豊富な労働者は特製の種取り器を持つが、人の手による作業(yè)というボトルネックは數(shù)十年に渡り解消されていない。

同裝置はカメラで黃桃の斷面図を撮影し、畫像情報を入手する。コントロールチップで畫像情報を処理後、自動的に黃桃の位置を調(diào)節(jié)し、最終的に種取りアームを使い、黃桃から種を取る。

ある作業(yè)員は、畫像識別技術(shù)を伝統(tǒng)的な機械技術(shù)?電子制御技術(shù)と結(jié)びつけることで、従來の機械技術(shù)で避けられなかった果肉の形と栄養(yǎng)価を損ねるといった問題を解消したと話した。試験によると、同裝置の識別率は99.2％に、ロボットアームによる種取りの成功率は99.7％に達した。1臺で種を毎分50個取り除くことが可能で、8人の作業(yè)員の作業(yè)量に相當する。果肉の殘留率（元の桃の重量と、種を取った後の重量の比率）は90％を上回り、ほぼ極限値の92％に達した。人の手による殘留率は85％のみ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月11日