中米関係は現(xiàn)代世界で最も重要な大國関係の1つであり、地域と世界の平和的発展に重大な影響を與える。中國の軍事?安全保障動向に関する報告書は「中國の脅威」を誇張し続けているが、米國の目標(biāo)が安定した多様なアジア太平洋の安全保障秩序の確保であることを明確に打ち出している。米國防総省は中國との持続的で実質(zhì)的な軍事関係の構(gòu)築を図っているとしている。米側(cè)は引き続き危険の制御措置の強(qiáng)化に盡力し、不測の事態(tài)の発生や誤った判斷を防止するとしている。米軍は、雙方の利益が融合する分野で実務(wù)協(xié)力を深化し、溝を建設(shè)的に管理?コントロールすることも提唱している。
米側(cè)の動向に対して、中國は明確なメッセージを発した。
第1に、中國は相互尊重の原則を強(qiáng)調(diào)する。中國の國防整備に対して米側(cè)が勝手な論評をすることに中國は一貫して反対している。領(lǐng)土主権と安全保障上の利益に関わる南中國海問題において、中國は米國に公正な立場の堅(jiān)持と中國の正當(dāng)な権利の尊重を要求している。相互尊重は中米の新型の大國関係において不可欠だ。
第2に、中國は米側(cè)に善意を示すとともに、米側(cè)も善意で報いることを期待している。中國は米側(cè)の懸念を理解し、平和的発展の道を堅(jiān)持し、アジア太平洋で米側(cè)と調(diào)和のとれた共存を?qū)g現(xiàn)することを望んでいる。中國は米側(cè)が南中國海および周辺地域で軍事化の企てを放棄し、武力の誇示を止めることを望んでもいる。
第3に、中國側(cè)は両軍関係の積極的な発展を支持している。中國は両國の軍事関係を維持する米側(cè)の立場に留意し、これを評価している。だが中國は、米側(cè)が「ゼロサム」思考を固守し、あくまで中國を仮想敵とするのなら、両國の軍事関係の安定的発展は困難だと明確に指摘している。南中國海問題という関門を共に越えることは、中米の軍事関係および両國関係の大局にとって重要な意義を持つ。これについて米側(cè)はよく考え、慎重であらねばならない。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月18日
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