堀川さんの作品。
太原師範(fàn)學(xué)院書道學(xué)部の劉鎖祥?學(xué)部長などの勧めもあり、堀川さんは傅山の作品に初めて觸れた。傅山の作品が好きになった理由については「よく分からない。一人の人間を好きになるのに理由がないのと同じ」と堀川さん。
日本に帰國後、堀川さんはアルバイトをしてお金を貯め、2002年に大學(xué)を卒業(yè)すると反対する両親を説得して、太原師範(fàn)學(xué)院の書道學(xué)部に自費(fèi)留學(xué)した。學(xué)費(fèi)は自分で貯めたお金と、両親の援助で補(bǔ)った。
月曜から金曜までは授業(yè)に出席し、土曜日は宿題。日曜日になると傅山の石碑を探すために山西省の各地を訪ねた。03年の冬、同級生の張宇星さんの勧めで、堀川さんは車に3時間乗って、陽泉市盂県を訪問し、傅山の作品「鳩銭碑」と故居「畏熱堂」を目にした。
盂県小橫溝村関帝廟の「鳩銭碑」は、堀川さんが太原市以外の場所で初めて見た傅山の石碑だった。「とても興奮し、當(dāng)時氷點(diǎn)下20度以下だったにもかかわらず、真っ暗になるまで石碑の拓本作りに明け暮れた」。また、別の村ではある人々にとても感動したことがあったという。その人々の先祖は傅山の親友で、傅山がその先祖の家を借りて住んでいたこともあったという。そして傅山が住んでいた「畏熱堂」は約400年もの間、その家族によって代々守り続けられてきたのだ。
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