頻発する喧嘩や毆打事件を厳しく取り締まるため、このほど、タイ警察は喧嘩した人は雙方とも警察に連行されたのち、腕でハートポーズを作った寫真を撮影する罰に処することを発表した。厳つい二人の男性がカメラに向かって、腕でハートポーズを作るシーンを想像できるだろうか?
このような懲罰は軽すぎると思うかもしれないが、懲りない犯罪者に対しては、タイ警察はもう一つ「極刑」を準(zhǔn)備している。それはタイのブリーラム県の警察が2014年から採用している方法で、年越し期間中に街を騒がせる人々をタイボクシング場に連れて行き、プロのタイボクシング選手と対戦させるというものだ。
実際、タイ警察のバラエティに富んだ懲罰の奇策には歴史がある。2007年にはタイ警察は遅刻やごみの投げ捨て、違反駐車や勤務(wù)時間中に亂暴な言葉などを使った違反警察官を取り締まるため、違反警察官に勤務(wù)中にピンクのハローキティの腕章をつけさせるという規(guī)定を発表している。タイ警察は、このようなタフガイたちに乙女チックな懲罰に遭わせるほど耐え難いことはないだろうとしている。
この他にも、飲酒運(yùn)転を犯す人々にもタイ警察は一策を講じている。今年4月より、飲酒運(yùn)転の罪を犯した人々は特別な懲罰を受けなければならないことが規(guī)定された。それは霊安室で50時間のボランティアを行うというもので、清掃だけでなく遺體の運(yùn)搬や湯灌の仕事も含まれるという。
このように様々な奇妙奇天烈な懲罰を採用するタイ警察に対し、ネットユーザーたちはそのアイデアに稱賛の聲を次々と寄せている。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月1日
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