他の自転車旅行者とは異なり、張さんのバッグには、毎日癥狀を抑えるために、8箱分の薬が入っている。北海からやって來たバナナさん(仮名)は、今回の四川?チベット自転車旅行の同行者の一人だ?!杆饯稀杭艺D』兼『用心棒』だ」と話すバナナさんは、6月、張峰の病狀を聞いたとき、大きな悲しみに暮れた。2カ月後、友人たちとの自転車旅行の計畫の話を聞いて、自分も何かすべきだと彼は感じた。そして、深く考えずに仕事を辭め、飛行機で成都に飛び、張さんに同行した。道中、張さんの面倒を見て、彼を保護する役目を引き受けたバナナさんは、「このチャンスを逃すと一生後悔する」と話す。バナナさんは、今回の自転車旅行を撮影し、ドキュメンタリーフィルムを制作するつもりだという。
張さんの家族は、彼の身體を何よりも心配している。張さん本人も自分の身體についていろいろ考えている?!杆饯悉猡悉錈o理をすることはできない。自分の身體のことは、自分が誰よりもよく知っている」と話す張さんは、雨の日と夜間は決して自転車に乗らないと決めている。確定診斷を受けてからこの3カ月間、張さんは一度だけ泣いたことがある。手術が終わり、退院して自宅に戻った時、家族が心配するのを聞いて、耐えられなくなり涙した?!杆饯瞍鈿埬瞍怂激盲皮い毪韦?、結婚して子供を作り、両親に孫を抱かせてあげられず、親孝行できなかったことだ」と張さんは語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年8月23日
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