近年多くの國(guó)際問題において、米國(guó)は有効な公共財(cái)を提供する能力が低下し続けているが、面倒を引き起こす意欲はみじんも低下していない。朝鮮半島核問題はその一例に過ぎない。人々が目にしたように、ウクライナ問題において米國(guó)は、西側(cè)がロシアの戦略空間を過度に圧迫することで情勢(shì)が「均衡點(diǎn)」を越えたことを省みることもなく、反対に全ての責(zé)任をロシアに押しつけた。東アジア地域では、「アジア太平洋リバランス」戦略を打ち出して以來、南中國(guó)海問題を自らの覇権的地位を維持し、中國(guó)を戦略的に牽制する重要な取っ掛かりとし続け、関係國(guó)間の摩擦を公然とけしかけると同時(shí)に、「ルールの守護(hù)者」のイメージで姿を現(xiàn)わし、中國(guó)をむやみに非難し続けている。
元々問題を作り出したのに、その後すぐに「部外者」の姿勢(shì)でお高くとまって他國(guó)を非難する。米國(guó)のやり方は國(guó)際道義に背くだけでなく、現(xiàn)実問題の解決に大きな障害を増やしている。朝鮮半島核問題において、ワシントンに忠告する必要があるのは、この難題を前に、いかなる射幸心、傍観姿勢(shì)、功利的策略も危険だということだ。立派な名目に邪な考えをひそませ、大局を無視するやり方は、朝鮮半島情勢(shì)をさらに緊張へと向かわせ、問題解決を一層困難にするということだ。
現(xiàn)在、朝鮮半島情勢(shì)の緊張は新たなエスカレートの段階に入った。関係各國(guó)は大局に著眼し、言動(dòng)を慎み、相互刺激を避け、緊張が交互にエスカレートしないようにする必要がある。米國(guó)は特に朝鮮半島核問題の変遷過程を全面的に振り返り、的確で効果的な解決策を真剣に考え、しかるべき責(zé)任を擔(dān)うべきだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年9月14日
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