南中國海を越えた中比の握手は両國の共通利益が導(dǎo)くものであり、中比両國民の共通の期待に合致する。もちろん、中國外交部(外務(wù)省)報道官が述べたように、今回の訪問に対して焦り、落ち込み、複雑な感情を抱く聲もある。中比両國が南中國海問題を乗り越え、利益を共有する分野での実務(wù)協(xié)力を検討し始める。これは「アジア太平洋リバランス」に心酔し、南中國海問題を再三翻弄してきた米國にとって少なからぬ打撃だ。
一部の米國世論は、米比同盟は中國との付き合いにおける後ろ盾だとフィリピンに注意を促している。だがこのロジックは全く成り立たない。中國は米國と同盟関係を結(jié)んでいない多くの國々と友好協(xié)力関係を築き、また、平和的交渉によって大多數(shù)の隣國と國境問題を解決してきた。反対に、米國はアキノ政権の助けを借りて南中國海問題に介入し、中比関係と地域協(xié)力の雰囲気を悪化させた。ドゥテルテ政権が米國との「疎遠」を選択するのなら、それは中國が「抱き込んだ」ためではなく、フィリピン側(cè)が過去數(shù)年間の米比関係がフィリピンに意味したものを改めて考え始めたからだ。
南中國海を越えた中比の握手は両國民の望むものであり、地域の平和?発展という潮流にも合致する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月20日
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