不動産購入規(guī)制が海外旅行ブームのきっかけ？

海外旅行ブームが続く中、注目すべき點が他にもある。攜程網(wǎng)が最近発表したビッグデータ報告によると、中國の観光市場は中國の不動産市場と反比例の関係にある。不動産市場が低迷すると、旅行市場は逆に活性化するのだ。

同報告によると、今月13日の時點で、10月末と11月に出発する旅行商品の予約數(shù)が前年同期比40％増となっている。うち、不動産購入規(guī)制が打ち出された21都市の予約數(shù)が同比60％以上となっており、海外旅行人気が続いている。同報告によると、11年に中國全土で初めて不動産購入規(guī)制が行われた時にも、同じ狀況が見られたという。

周知の通り、9月30日より、中國の20以上の都市が、不動産市場の調(diào)整?抑制政策を相次いで発表した。ただ、魏氏は、「不動産市場と株式市場は、中國人の『余っているお金』が流れる場所。しかし、海外旅行の盛衰と不動産市場の関係を証明する、権威あるデータは今のところない」としている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月26日