二線都市の前途に希望託す
「海帰」が二線都市を選ぶ主な原因の一つは、発展の前途が明るいからだ。
陳志浩さんはロシア外交部外交學(xué)院に留學(xué)し、國(guó)際関係を?qū)熼T(mén)に學(xué)んだ。博士課程修了後、陳さんは帰國(guó)して実家のある四川省成都市に戻り、起業(yè)の準(zhǔn)備をしている。成都は南西地域のターミナル都市で、中國(guó)西部の経済の中心地。また、「一帯一路(the belt and road)」の重要なポイントでもあり、ここ數(shù)年は目覚ましい成長(zhǎng)を遂げている。
中國(guó)政府がベンチャー支援政策「大衆(zhòng)創(chuàng)業(yè)、萬(wàn)衆(zhòng)創(chuàng)新(大衆(zhòng)の起業(yè)、萬(wàn)人のイノベーション)」を掲げ、ベンチャーやイノベーションへの関心が高まる中、多くの二線都市が優(yōu)秀な人材の誘致政策を次々に打ち出し、ベンチャーやイノベーションを目指す「海帰」を呼び込んでいる。例えば、留學(xué)生ベンチャーパークやプロジェクトのインキュベータープラットフォームを設(shè)置したりして、「海帰」に資金援助やベンチャー指導(dǎo)、整った関連施設(shè)などを提供している。これも、二線都市を選ぶ「海帰」が増えている原因の一つだ。
二線都市の環(huán)境のほうが適応しやすい
上記のほかにも、二線都市を選ぶ「海帰」が増えている原因がある。
前出の陳さんは、「成都は住みやすい都市で、気候も過(guò)ごしやすく、空気もきれいで、ゆったりと暮らせる。また、一線都市よりも生活費(fèi)が安いというのも重要なポイントだ?!覆粍?dòng)産が安いのも、私たち若者にとってうれしい」とし、「成都で根を張ることにしたのは、仕事と家庭を両立したいというのも大きな要素。成都は私の出身地で、北京、上海、広州、深センはどれも成都から遠(yuǎn)すぎる。両親が成都にいる限り、そこに近い所がいい。また、出身地のほうが落ち著いて起業(yè)できる。まず、その土地の事情もよく分かっているし、これまで築いてきた人脈も起業(yè)の助けになる」と話した。
そのほか、二線都市にある大學(xué)に留學(xué)していたという理由から、帰國(guó)後もそれと同じような環(huán)境の都市を選ぶ「海帰」も多い。李志鋒さんは學(xué)部から修士課程まで、重慶大學(xué)で學(xué)び、応用物理を?qū)熼T(mén)に學(xué)んだ。その後ウィーン大學(xué)に留學(xué)し、博士課程に進(jìn)んだ。帰國(guó)後はまず北京で起業(yè)した。しかし、數(shù)年後、重慶に引っ越した?!钢貞cで起業(yè)することにしたのは、この街のことをよく知っているから。ここが出身地ではないものの、ここで長(zhǎng)年暮らしているため、第二の故郷になっている。それに、重慶なら起業(yè)にかかるコストも安い」と李さん。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年11月14日
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