李克強(qiáng)総理のオーストラリア、ニュージーランド歴訪、ミクロネシア大統(tǒng)領(lǐng)の訪中は、中國がオセアニア諸國を重視していることの表れだ。オーストラリア、ニュージーランド両國との自由貿(mào)易協(xié)定の「アップグレード版」の開始によって、中國は貿(mào)易と投資の自由化及び円滑化の促進(jìn)に盡力するとの積極的なメッセージをアジア太平洋地域、さらには世界に向けて発した。
今春の中國外交の最大のハイライトは習(xí)近平主席とトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)による「マー?ア?ラゴ」での中米首脳會(huì)談だ。會(huì)談は世界が注目。中米関係の今後の発展の基調(diào)、方向性、枠組、道筋を明確にし、中米関係の平穏な過渡及び新時(shí)代の良いスタートを示した。アウェー外交でもホームグラウンド外交でも「一帯一路」(the belt and road)建設(shè)は中國指導(dǎo)者と外國指導(dǎo)者の重要な議題であり、今回の春の外交を終始貫く主軸となった。特に習(xí)主席は3月27日にミクロネシア、ネパール、マダガスカルの指導(dǎo)者と相次いで會(huì)談した際、いずれも「一帯一路」という共通の話題に言及した。來月北京で開催される「一帯一路」國際協(xié)力サミットフォーラムが全世界の注目の的となるのは間違いない。
過去1年間の混亂と変動(dòng)の交錯(cuò)は、世界にひとしきり肌寒さをもたらした?!覆淮_定性」と「不安定性」が國際情勢(shì)を描寫する際の常用語となった。春うららかに花開く中、中東及び朝鮮半島情勢(shì)の緊張が世界平和に暗い影を落とし、各國のテロ事件が世界の人々に警鐘を鳴らしている。
このように複雑で変化の多い外部環(huán)境は、改革開放の新段階にある中國に新たな試練をもたらしている。たゆまず難関を攻略し、開拓進(jìn)取してはじめて、中國は混亂と変動(dòng)の世界において自らの発展に望ましい外部環(huán)境を維持することができる。中國はたゆまず「コミュニティ」と発展の空間を拡大し、戦略の拠り所を築き、融通の余地を増やすと同時(shí)に、世界平和の維持、共同発展の促進(jìn)のために努力する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年4月13日
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