今回の國(guó)慶節(jié)（建國(guó)記念日、10月1日）連休中、1話20分ほどのキッズ版「紅樓夢(mèng)～劉姥姥一たび?xùn)褔?guó)の館に參ずる～」が話題を集めた。子役たちの卓越した賢さと大人顔負(fù)けの演技力を発揮し、小説?ドラマ界におけるこの名作を忠実に再現(xiàn)し、大勢(shì)のファンを魅了した。広州日?qǐng)?bào)が伝えた。

同作品は1987年版のドラマ名作「紅樓夢(mèng)」に敬意を表して製作されたもので、ストーリー、衣裝、美術(shù)道具、撮影方法など、全てにおいて名作を忠実に再現(xiàn)している。ネット上ではこの作品の評(píng)価は9.3ポイントを獲得し、多くの人気ドラマを上回り、子役たちの演技も「若手人気俳優(yōu)にプレッシャーをかけるのにも十分なほど」と評(píng)価されている。

キッズ版「紅樓夢(mèng)」は昨年12月に腳本が準(zhǔn)備され、今年1月末にキャストのオーディションが始まり、7月1日に正式にクランクインした。ドラマ製作チームは専門のマナー講師に依頼し、子役たちに対して、立ち姿や歩く姿勢(shì)を含む劇中の所作振る舞いに関する指導(dǎo)を行った。そのほか、1987年版の「紅樓夢(mèng)」で賈寶玉役を演じた歐陽(yáng)奮強(qiáng)（オーヤン?フェンチアン）も子役たちに指導(dǎo)を行った。キッズ版「紅樓夢(mèng)」の音楽や衣裝はそれぞれ、1987年版の「紅樓夢(mèng)」で作曲を擔(dān)當(dāng)した王立平、衣裝デザインを擔(dān)當(dāng)した史延芹のアドバイスを受けた。

同ドラマの潘禮平チーフ監(jiān)督は、「『紅樓夢(mèng)』をリメイクするにあたり、我々は子供たちが同小説を読みやすくするような作品にしたいと思った。子供たちが古今東西の名作を読むのを好きになるようにするため、子役たちに登場(chǎng)人物を演じてもらうことにした。このような演出方法により、子供たちに伝統(tǒng)文化を受け入れさせることができ、中華民族の優(yōu)秀な要素を用いて子供たちを成長(zhǎng)させることができると思う」と語(yǔ)った。

原作の中では、黛玉や寶玉、寶釵たちの初回登場(chǎng)時(shí)の年齢は10歳前後で、キッズ版「紅樓夢(mèng)」の子役たちの年齢も10歳前後。主演キャストに関して、監(jiān)督チームは厳しい選考を幾度も重ね、年齢?身長(zhǎng)?イメージが役に合うかということ以外に、演技の才能があるか、自然で、頭が切れ、集中力が備わっているかどうかという點(diǎn)を?qū)彇摔筏?。潘チーフ監(jiān)督は、役者の選考について、「人気の高い役者ではなく、ふさわしい役者を選んだ。選びたかったのは、イメージや性格が劇中の登場(chǎng)人物とマッチしている子供。演技は後からでも鍛えられるが、性格は天性のもので後から付けられるものではない」と強(qiáng)調(diào)した。（編集YK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年10月11日