中國気象局が発表した情報によると、中國第2世代極軌道気象衛(wèi)星の4基目となる「風(fēng)雲(yún)3號04」が16日午前2時35分に、山西省の太原衛(wèi)星発射センターから打ち上げられた。軌道上の試験を経て、同衛(wèi)星は業(yè)務(wù)運行を開始し、中國低軌道午後観測メイン衛(wèi)星となる計畫だ。また、これまでに打ち上げられた風(fēng)雲(yún)3號Cとネットワークを形成し、中國次世代極軌道気象衛(wèi)星による午前?午後観測を?qū)g現(xiàn)する。中國青年報が伝えた。

風(fēng)雲(yún)3號04の設(shè)計上の耐用期間は5年で、10臺のリモートセンシング裝置が搭載されている。うち風(fēng)雲(yún)3號シリーズ衛(wèi)星の重要裝置である「中分解能スペクトル撮像裝置」は改良後、米國が先ごろ打ち上げた極軌道気象衛(wèi)星の撮像裝置の性能と肩を並べることになる。分解能250メートルの、世界の切れ目なしのフルカラー畫像を毎日入手し、世界最先端の広域リモートセンシング撮像裝置の一つになる。

中國気象局が発表した情報によると、中國はこれまで気象衛(wèi)星を15基打ち上げており、8基が軌道上を飛行中。そのうち7基が業(yè)務(wù)運行を?qū)g施中。風(fēng)雲(yún)3號04の打ち上げ成功により、中國は世界で極軌道気象衛(wèi)星の數(shù)が最多の、種類が最も豊富な國になった。これらの衛(wèi)星は中國の気象?海洋?林業(yè)?農(nóng)業(yè)?民間航空?軍事などの応用分野に、観測データを提供する。

気象衛(wèi)星風(fēng)雲(yún)は國連の世界気象機関の世界地球観測業(yè)務(wù)衛(wèi)星に指定されている。一部の統(tǒng)計データによると、風(fēng)雲(yún)の資料を受信?応用している國と地域は77に達(dá)し、「一帯一路」（the Belt and Road）の參加國37ヶ國をカバーしている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月16日